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  • 【健康コラム】肩こりの原因は”巻き肩”にあった!巻き肩の要因(筋肉)の解剖学的解説と改善方法を紹介

    デジタル機器が発達した現在、スマホやパソコンの使用時間は、平均3時間以上と言われています。仕事上使用する方は10〜12時間という場合も少なくないかと思います。 眼精疲労や視力低下は長年問題視されていますが、今特に注意されているのは姿勢変化です。テクノロジーの変化に合わせて未来の私たちの体も変化していくと様々な研究者によって注意喚起されています。

    今回は、ストレートネックに並び問題視されている巻き肩について紹介します。

    記事内容
    • 1.巻き肩とは?
    • 2.巻き肩改善方法
    • 3.自身で治せない場合の対処法
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.巻き肩に関するよくある質問
    • 6.まとめ

    1.巻き肩とは

    巻き肩とは、肩甲骨の周りの筋肉や姿勢の問題に起因する状態で、肩が前に出てしまう姿勢のことを指します。この際、同時に顔も前に出てストレートネックを併発したり、背骨が曲がり猫背になることが多くあります。

    ①巻き肩による身体への悪影響

    この状態は、日常生活に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。例えば、巻き肩が慢性的に続くと、次のような問題が生じることがあります。

    ○肩こり 巻き肩の状態では、肩の筋肉が緊張し、血流が悪化します。これが肩こりの原因となります。

    ○頭痛 巻き肩が進行すると、首や背中の筋肉も影響を受け、頭痛が起こることがあります。

    ○姿勢の悪化 巻き肩は姿勢を崩しやすくします。長期間続くと、背中が丸まり、腰痛や背中の痛みが生じることがあります。

    ②原因

    巻き肩の主な原因は、肩甲骨周りの筋肉の不均衡と姿勢の問題です。 以下は、巻き肩の原因として考えられる要因です。

    ❶姿勢不良による過度な緊張 長時間のデスクワークやスマートフォンの使用など、画面に向かって顔・肩が無意識のうちに近づいていることがあります。また、この姿勢を維持しようと脳は筋肉を緊張させるよう指示します。スマホやデスクワークの際にこの動作を継続した場合、脳がその状態を習慣化させ、慢性的な姿勢不良になってしまいます。

    ❷筋力低下と柔軟性低下 巻き肩の場合は胸と背中の筋力バランスが関係します。

    2. 巻き肩改善方法

    ①知識編

    先ほどお話ししたように、巻き肩は姿勢不良が大きな要因と考えられます。

    巻き肩になる要因の筋肉としては、

    ❶大胸筋の柔軟性の低下 ❷僧帽筋などの背面の筋力低下

    があります。

    姿勢改善は、意識のみで治そうとすると筋肉がさらに緊張し、コリや痛みが出てしまうということが多くあります。姿勢改善のステップとしては、現在の姿勢不良状態を見て、収縮している筋肉と伸長している筋肉のバランスをトレーニングで改善してあげることで、無理なく正しい姿勢を作れるようになります。

    巻き肩を改善するためには、まず正しい知識を持つことが重要です。

    ②実践編

    ①巻き肩改善ストレッチ 大胸筋ストレッチ❶

    大胸筋ストレッチ❷

    大胸筋の柔軟性UPを目的とした2つのアプローチを紹介します。 今回の動画も当院の国家資格を取得した臨床家による指導ですので安全度の高いものになります。 2分以内にできるストレッチなので、朝や入浴後などルーティンとして生活に取り入れてみましょう。

    ②デスクワークの姿勢改善 デスクワークにおける姿勢指導 血行不良を起こしにくい正しい姿勢にチャレンジしてみましょう!

    ③スマホ使用の際の姿勢 スマホを使用する際は、画面を目の前の高さまで持ってきましょう。顔を下に向けがちですが、端末の位置をかいることで、楽な姿勢のまま操作することができます。

    3. 自身で治せない場合の対処法

    自身で巻き肩を改善できない場合、専門家の助けを求めることが重要です。

    ー鍼灸ー 鍼灸院での施術は、筋肉の緊張を和らげ、巻き肩の症状を改善するのに役立ちます。

    ー整骨院ー 整骨院では、姿勢の調整やマッサージを通じて巻き肩の痛みを軽減できます。

    ートレーニング・リハビリー 専門のトレーナーやリハビリテーションセンターで、適切なトレーニングを行います。

    4. 当院ができるサポート

    当院はオーダーメイド治療を実施しています。 患者さんの症状のカウンセリングから、AIと国家資格保持臨床家による姿勢評価、体の状態を見極めた上で適切な手技を行い、痛みなどの強う症状がある場合は専門的な医療機器も使用することできます。治療による回復状態を見て、再発予防のためにトレーニングやリハビリ、ホームワーク指導を行います。

    慢性的でなかなか改善しない症状は当院にお任せください。

    ↓詳しくはこちら↓ クリックして詳細を見る

    5. 巻き肩に関するよくある質問

    Q1: 左右の巻き肩の違いはありますか? 左右の巻き肩に違いがあることがあります。一方の肩の筋肉がもう一方よりも強化されたり、姿勢の偏りが左右で異なることが巻き肩の特徴です。治療やトレーニングプランは、個々の症状に合わせて調整されるべきです。

    Q2: 巻き肩を予防するための方法はありますか? 巻き肩を予防するためには、以下の方法が役立ちます。 正しい姿勢:日常生活で正しい姿勢を保つことが大切です。 休憩:長時間のデスクワークなどでは、定期的に休憩を取り、姿勢を正す習慣をつけましょう。 適切なエクササイズ:筋力トレーニングやストレッチを積極的に行い、筋肉のバランスを保ちましょう。

    6.まとめ

    巻き肩は肩こりや姿勢の悪化など、さまざまな身体への悪影響をもたらす状態です。しかし、正しい知識と適切なケアを通じて、改善できる可能性があります。自身での対策が難しい場合、専門家のサポートを受けることが大切です。当院では、巻き肩に特化した治療とサポートを提供しており、患者の健康と快適な生活の回復を支援します。

  • 【健康コラム】膝の痛み軽減!臨床家が教える簡単ホームワーク

    膝の痛みは、年齢を重ねるごとに発症しやすい症状と思われがちですが、近年運動量の低下や生活習慣により若年層の発症も増加しています。 せっかくのお休みや旅行も、坂道や長時間の外出による膝の痛みで十分に楽しめないということもあるかと思います。 今回はそんな方に是非やってほしい膝痛軽減ホームワークを紹介します!

    記事内容
    • 1.膝の痛みとは?
    • 2.膝痛軽減ホームワーク
    • 3.症状が出た際に注意すること
    • 4.当院ができるサポート
    • 5.まとめ

    1.膝の痛みとは?

    ①症状

    膝の痛みは、歩行などの日常に必要不可欠な動作に影響しますので、早期に改善・予防していきたい症状ですよね。症状は個人によって異なりますが、よく見られる症状には次のようなものがあります。

    ・痛み: 膝の内側、外側、または前側で痛みを感じることがあります。痛みは時に鋭く、時に鈍痛として現れることがあります。

    ・腫れ: 膝が腫れている場合、触ると熱く感じることがあります。腫れは運動後や長時間の立ち仕事後に増加することがよくあります。

    ・運動制限: 膝の痛みのために階段を上り下りするのが難しい、座ったり立ち上がったりするのが痛い、または長距離歩行が辛いと感じることがあります。

    ② 原因

    膝の痛みの原因は多岐にわたります。これには以下の要因が関与していることがあります。

    ・怪我: スポーツ中の怪我や事故による急性の膝の損傷が痛みの原因となることがあります。

    ・過度な負荷: 長期間にわたって膝に過度の負担がかかることは、膝の痛みを引き起こすことがあります。特に、体重の増加や運動不足が関与することがあります。

    ・関節炎: 関節炎は膝の痛みを引き起こす一般的な要因であり、特に中高年の人々に影響を与えます。

    2.膝痛軽減ホームワーク

    ①方法

    当院の臨床家による膝痛軽減ストレッチをご紹介!

    【膝痛】膝の痛みに効くストレッチ法

    膝の痛みの改善には、膝周りの筋肉を強化し柔軟性を向上させることで膝への負担を軽減することが重要です。

    ②時間

    今回紹介した動画は2分程度でできるストレッチですので、毎日継続しやすいかと思います。 ストレッチやトレーニングを行う際は短時間・難易度の低いものから行うようにしましょう。トレーニングをストレスに感じない程度に、ご自身を労る時間としてリラックスできる環境で行い、習慣化を目指すことで痛みの軽減だけでなく予防効果をもたらします。毎日の精神の安定を作る時間としても運動の習慣化はおすすめです。お風呂上がりなど時間を決めて習慣化していきましょう!

    ③メリット

    ・膝の痛みの軽減 ・予防対策 ・より長時間の外出を楽しめるようになる ・姿勢改善 ・膝を庇う姿勢により生じた腰痛などの改善

    そのほかにも様々なメリットがあります。 まずは期間を決めて実践しビフォーアフターを体感してみましょう!

    3.症状が出た際に注意すること

    膝痛がある際の日常生活での注意点について紹介します。これらの注意点を守ることで、痛みを和らげ、症状の悪化を防ぐことができます。

    ①休息と膝の安静

    膝が痛む場合、過度な負担を避けるために休息が必要です。長時間の立ち仕事や歩行を控え、膝に負担のかからない姿勢で座ることを心掛けましょう。

    ②整形外科・整骨院などの治療院へ

    第一に膝痛の原因を検査し、適切な治療/リハビリを受けることが重要です。これが遅れてしまうと本来短期間で改善する症状が慢性化したり、他の症状を併発してしまう可能性が出てきます。

    ③氷や温熱療法の利用

    痛んだ膝に氷や温熱パッドを使うことで、腫れや炎症を軽減できます。氷は炎症がある場合に有効であり、温熱は筋肉をリラックスさせるのに役立ちます。専門家の指導を受けて正しい方法を学びましょう。

    ④適切な靴の選択

    靴の選択は膝の健康に大きな影響を与えます。適切なアーチサポートとクッション性のある靴を選び、膝に負担のかかりにくい靴を履くことが大切です。

    ⑤適度な運動

    完全な安静状態は筋肉を衰えさせる可能性があるため、医師や理学療法士の指導のもとで適度な運動を行いましょう。筋力トレーニングやストレッチが膝の安定性を向上させます。

    ⑥階段や斜面の注意

    階段の上り下りや坂道を歩く際には、膝に負担のかかりにくい方法で歩行しましょう。手すりを利用するなどのサポートを活用することも大切です。

    ⑦自己ケアの継続

    膝痛が軽減されても、自己ケアを継続しましょう。定期的なストレッチや運動、体重管理を続けることで、再発を防ぐことができます。

    膝痛は日常生活に影響を与えることが多いですが、適切なケアと注意が症状の管理に役立ちます。自己管理と医師のサポートを組み合わせて、膝の健康を維持しましょう。

    4.当院ができるサポート

    当院はただマッサージするだけではありません。

    「なぜそのような痛みが出たのか?」 根本的な原因を探り、 歩行の動作から不足している筋力や重心の移動の仕方を分析、鍼灸療法/整骨療法/トレーニング指導/リハビリテーション/医療機器などを組み合わせ、膝の痛みに悩む方々に対して専門的なサポートを提供しています。 また、再発予防のため、姿勢指導や加圧などのトレーニングも取り入れていきます。

    今回紹介した動画のように担当臨床家が治療の最後に患者様に適した、自宅で出来る簡単な運動や正しい座り方、立ち方、歩き方を指導します。

    ↓膝痛治療に関しての詳細はこちら↓ クリックして詳細を見る

    当院は、膝の痛みに対する包括的なケアを提供し、患者様が膝の健康を取り戻すお手伝いをしています。お気軽にご相談ください。

    5.まとめ

    膝の痛みは日常生活に大きな影響を及ぼすことがありますが、適切なケアと専門家のサポートを受けることで克服できます。このコラムでは、膝の痛みの症状や原因、軽減方法、予防策について述べました。また、当院が提供するサポートについても紹介しました。 膝の健康を取り戻し、痛みから解放されるために、積極的に行動しましょう。

  • 【健康コラム】産後/腰痛持ちの方必見!整骨院が教える骨盤矯正の重要性

    産後や慢性腰痛でお悩みの方、体の不調は日常生活に支障をきたすことがあります。このコラムでは、鍼灸・整骨院に通院し、骨盤矯正の重要性を知り、健康な生活を取り戻すための情報を提供します。骨盤矯正があなたの健康にどのように影響するか、一緒に探っていきましょう。

    記事内容
    • 1.腰痛とは
    • 2.腰痛における骨盤矯正の重要性
    • 3.骨盤の矯正方法
    • 4.腰痛時の過ごし方

    1.腰痛とは

    腰痛は、多くの方々が経験する症状です。 一言に腰痛と言っても、その原因や症状の種類は様々です。 今回は以下の3つの腰痛についてお話しします。

    ①慢性腰痛

    慢性腰痛は、腰部に持続的な痛みや不快感を経験する状態を指します。通常、腰に痛みを感じてから3カ月あるいは6カ月以上経過しているものを「慢性腰痛」と呼びます。 慢性腰痛の中でも、筋・筋膜性腰痛(筋肉性腰痛)と呼ばれる腰痛の発症率は高く、しっかりとした治療をしなければ何度も繰り返してしまいます。  また、筋膜性腰痛の中でも3つに分けられます。

    01. 屈曲型 殿筋群やハムストリングスの短縮により体幹前屈動作における骨盤前傾が制限され、疲労・短縮した腰背部の筋が遠心性収縮を強いられて増悪するタイプを指します。日常生活での愁訴としては「靴下を履くときにいたむ」、「椅子に座るときに痛む」などと表現されます。

    02. 伸展型 腸腰筋や大腿筋膜張筋など股関節屈筋の短縮や過緊張があり、体幹を伸展させる際に骨盤前傾・腰椎前弯が増強して疼痛が増悪するタイプの腰痛を指します。一般的な愁訴として、「椅子から立つときに腰が伸びない」などと表現されます。

    03. 回旋型 体幹回旋により疼痛が増強されるタイプの腰痛で多くの場合腹筋の緊張が不十分なため回旋動作の際に骨盤前傾が増強し、腰椎に回旋・伸展ストレスが加わるため起こると考えられています。非回旋側では同側の腰方形筋の過緊張により、非回旋側では骨盤前傾が増強して伸展型腰痛と同様のメカニズムが一側に作用して疼痛が増強する例が多くみられます。野球やテニスなど回旋動作を多用するスポーツに多発します。

    詳しくはこちら↓ クリックして詳細を見る

    ②急性腰痛

    急性腰痛は、急激に発生し、数週間以内に改善することが多い、腰部に発生する痛みや不快感を指します。急性腰痛は、腰の筋肉、靭帯、椎間板、神経などの構造に急激な負担や損傷が生じた結果、痛みが発生することがあります。痛みは軽度から非常に激しいものまでさまざまで、日常生活に支障をきたすことがあります。急性腰痛は通常、発症から数週間から数ヶ月以内に改善することが期待されます。この点が慢性腰痛との大きな違いです。

    急性腰痛は以下のような要因が挙げられます。

    * 筋肉への急激な負担やけが * 椎間板の脱出(ヘルニア)または損傷 * 腰部のねんざ * 突然の運動または姿勢の変化 * 転倒や事故

    ③産後腰痛

    産後腰痛は、女性が出産後に経験する腰痛です。これは下記のような妊娠および分娩の過程で腰部にかかる特別なストレスや変化に関連して発生します。

    ・妊娠中の身体の変化 妊娠中、胎児の成長に伴い、腰部に対する負担が増加します。腰部の筋肉や靭帯は伸びたり緩んだりすることがあり、これが腰痛の原因になることがあります。

    ・分娩の影響 分娩の過程で、腰部に圧力がかかることがあり、これが腰痛を引き起こす原因となることがあります。

    ・体重の変化 妊娠中に増加した体重が、腰部への負担を増加させ、腰痛を引き起こす可能性があります。

    ・姿勢の変化 妊娠中、体重バランスが変わるため、姿勢に変化が生じ、腰部への負担が増加します。

    ・育児の姿勢 産後、新生児のケアに伴い、授乳や抱っこなどの姿勢が腰部に負担をかけることがあります。

    詳しくはこちら↓

    産後骨盤矯正

    2.腰痛における骨盤矯正の重要性

    ①骨盤矯正とは

    骨盤の位置やバランスを調整し、正しい位置に戻すことを目的とした治療法です。骨盤は体の中心的な部位であり、腰や背中、下半身の健康に大きな影響を与える重要なポイントであり、以下のような役割を担っています。

    ー体のサポートと安定性ー 骨盤は体の中心的なサポート構造であり、上半身と下半身をつなぎ、体重を支えます。これにより、体が安定し、バランスを保つことができます。骨盤の不適切な位置やバランスは、姿勢の問題や不安定性を引き起こす可能性があります。

    ー内臓の保護ー 骨盤は、内蔵器官を保護する役割も果たします。特に、骨盤は腎臓、膀胱、子宮、卵巣、直腸などの重要な臓器を包み込み、外部の衝撃や圧力から守ります。

    ー姿勢のサポートー 骨盤の位置と姿勢は、全身の姿勢に大きな影響を与えます。正しい骨盤の位置を維持することで、体全体の姿勢がサポートされ、背中や首の不快感や痛みを軽減するのに役立ちます。

    ー歩行と運動ー 骨盤は、歩行、走行、座位、立位などの運動と関連しています。骨盤の正確な動きとバランスは、体の運動能力とパフォーマンスに影響を与えます。特に下半身の筋肉と協力して、歩行や運動を効果的に行うために重要です。

    ー産後の回復ー 妊娠と出産の過程で、骨盤は特に重要な役割を果たします。骨盤は、胎児の成長をサポートし、分娩時に赤ちゃんの通過を可能にする役割を果たします。産後、骨盤の位置を適切に戻すことは、回復と健康な生活に重要です。

    ー内臓機能の調整ー 骨盤の位置と筋肉の調和が、内臓機能にも影響を与えます。特に腸の動きや排泄など、消化器官の正常な機能に関与します。

    ②骨盤矯正の重要性

    骨盤矯正の重要性を詳しく解説します。

    ❶疼痛の軽減 正しい骨盤の位置とバランスは、腰痛、坐骨神経痛、仙腸関節痛、膝痛などの疼痛症状を軽減するのに役立ちます。不適切な骨盤の位置は、周辺の筋肉や関節に不必要な負担をかけ、痛みを引き起こす可能性があります。骨盤矯正により、これらの痛みを緩和することができます。

    ❷姿勢の改善 正しい骨盤の位置は、正しい姿勢をサポートします。不適切な姿勢は、首、肩、背中に負担をかけ、長期的な姿勢の問題を引き起こす可能性があります。骨盤矯正は、姿勢の改善に寄与し、背中の健康を維持します。

    ❸運動効率の向上 運動や日常の活動を行う際、正しい骨盤の位置とバランスは、身体の運動効率を向上させます。特にスポーツ選手やアクティブな人々にとって、正確な動きとバランスはパフォーマンス向上に不可欠です。

    ❹内臓機能のサポート 骨盤の位置が正しい場合、内臓の正常な機能がサポートされます。特に消化器官や生殖器官の位置と機能に影響を与えることがあり、健康な内臓機能を維持するのに役立ちます。

    ❺予防と健康維持 骨盤矯正は、将来の健康問題や慢性的な疼痛を予防するのに役立ちます。正しい骨盤の位置とバランスを維持することは、長寿と健康な生活を支える要因となります。

    ❻妊娠と産後のケア 妊娠中や産後、骨盤の位置の変化が腰痛や不快感を引き起こすことがあります。骨盤矯正は、妊娠中や出産後の体の調整に役立ち、快適な妊娠と産後の回復を支援します。

    骨盤は体を支えるだけでなく、体のあらゆる機能をサポートしています盤矯正の種類

    骨盤矯正の方法は、専門家の指導や個人の状態によって異なりますが、一般的に以下のような方法が用いられます。

    ー理学療法やカイロプラクティックー 骨盤矯正を行うためには、理学療法士やカイロプラクターなどの専門家の指導を受けることが有益です。専門家は、骨盤の歪みを評価し、適切な調整や施術を行います。 ・・・↓当院の臨床家による腰痛改善大腸兪のツボ指圧↓・・・・

    ー筋肉へのアプローチー マッサージなどの手技により、過度の緊張状態になってしまった骨盤周りの筋バランスを調整し、歪みを起こしにくい状態を作ります。

    ーコアトレーニングー 骨盤矯正にはコア(体幹)のトレーニングが重要です。専門家は、骨盤周りの筋肉を強化するための適切なエクササイズやトレーニングプログラムを提案します。プランク、バードドッグ、ブリッジ、腹筋などが一般的に取り入れられます。

    ー姿勢の改善ー 骨盤矯正では、正しい姿勢の維持と身体の調整も重要です。整骨での調整のほか、日常生活での姿勢の見直しや習慣の改善、身体の使い方の調整が重要になるので、ホームワーク指導をしてくれる治療院をお勧めします。 ・・・↓当院ではAI姿勢診断を推奨しています↓・・・・

    姿勢/動作検査

    ー補助具の使用ー 骨盤矯正の過程で、補助具やサポート具材が使用されることがあります。例えば、コルセットやサポートベルトなどが骨盤の安定性をサポートするために使われることがあります。 ・・・↓当院ではリアラインコア を推奨しています↓・・・・

    4.腰痛時の過ごし方

    腰痛があるとき、適切な過ごし方は症状を軽減し、回復をサポートするために非常に重要です。以下は、腰痛の際の過ごし方の一般的なガイドラインです。

    安静 腰痛がひどい場合、安静にして休息をとることが大切です。ベッドで横になるか、快適な椅子に座りながら休むことで、筋肉にかかる負担を軽減できます。

    氷や熱の使用 炎症がある場合は、痛みを和らげるために氷を使って冷却します。氷パックを腰に当てると効果的です。炎症が収まった後、温熱療法(温湿布や温水ボトル)を使って筋肉を緩めることができます。

    適切な姿勢 正しい姿勢を保つことが重要です。座っているときは背もたれのある椅子を使用し、デスクワークをする際にはモニターの高さと椅子の高さを調整してください。また、物を持ち上げるときは、膝を曲げてしゃがむようにしてください。

    軽い運動とストレッチ 完全な安静よりも、軽い運動やストレッチが腰痛の回復に役立つことがあります。医師や理学療法士の指導のもとで、腰部の筋肉を強化し、柔軟性を維持するための運動やストレッチを行いましょう。

    適切な靴 靴の選択も腰痛に影響を与えることがあります。適切なサポートとクッショニングを備えた靴を履くことで、姿勢と腰痛を改善できます。

    痛み管理 医師から処方された薬物療法(非ステロイド性抗炎症薬や鎮痛薬など)を適切に使用し、痛みを管理しましょう。ただし、医師の指示に従って使用してください。

    専門家の診察 腰痛が慢性化する場合や症状が重篤な場合は、医療専門家(整形外科医、理学療法士、カイロプラクターなど)の診察を受けることが重要です。専門家は適切な治療法を提供し、症状の原因を特定します。

    腰痛の過ごし方は、個人の症状や状態に応じて異なります。痛みの程度に合わせて適切なケアを行い、医師や専門家の指示に従って過ごしましょう。

  • 【健康コラム】運動していいの?ツライ五十肩の対処法|症状解説・治療・改善エクササイズ

    五十肩は、中高年の方によく見られる肩の痛みや運動制限を伴う症状です。しかしながら、外傷や肩の過度の使用によって若年層にも起こる症状でもあります。 このコラムでは、五十肩についての基本情報から、ホームケアストレッチの方法まで詳しく解説します!

    記事内容
    • 1.五十肩とは何か?
    • 2.ホームケアストレッチの重要性
    • 3.ホームケアストレッチの実践方法
    • 4.鍼灸・整骨院・トレーニング・リハビリの選択肢
    • 5.まとめ

    1.五十肩とは何か?

    五十肩は、肩関節周囲の組織に炎症や変性が生じ、肩の運動制限と痛みを伴う疾患です。 その名前からも分かるように、中高年層に特に多く見られますが、若い年齢層でも発症することがあります。医学的には「肩峰下滑液包炎」とも呼ばれ、肩の関節包や腱、滑液包に炎症が生じることが特徴です。

    ー主な症状ー ・肩の痛み ・運動制限 ・肩のこわばり ・夜間の痛み ・寝返りが打ちにくい

    五十肩の正確な原因は、年齢、遺伝、疲労、姿勢の悪化、肩の過度な使用、代謝異常など様々です。

    五十肩は、症状が重くなることもあるため、早期の対処と適切なケアが重要です。

    2.ホームケアストレッチの重要性

    当院では、治療家が施術後にホームケア指導も行っております。 なぜなら、私たちは専門的な技術で治療やサポートをすることはできますが、要因となる姿勢や動作の改善、日常でのトレーニングの積み重ねが、症状の改善や再発予防に最も重要だからです。また、ご自身で行う場合は、専門家の指導のもと、適切な可動域・方法・タイミングで行うことにより、安全で高い効果を得られます。そのほかに、適切なホームケアは以下のメリットがあります。

    1. 日常生活への影響を軽減

    五十肩の症状は日常生活に大きな制約をもたらすことがあります。しかし、適切なストレッチを行うことで、肩の柔軟性を向上させ、日常の動作や活動に支障をきたしにくくなります。例えば、服を脱ぐ、物を持つ、車の運転などがより簡単になります。

    2. 痛みの軽減

    五十肩による肩の痛みは非常に辛いものです。適切なストレッチを行うことで、痛みを軽減し、生活の質を向上させることができます。特に夜間の痛みを和らげるために、寝る前にストレッチを行うことが効果的です。

    3. 予防に役立つ

    五十肩の再発を防ぐためにも、ホームケアストレッチは役立ちます。定期的にストレッチを行うことで、肩関節の健康を維持し、再発のリスクを低減させることができます。

    4. 自己管理の重要性

    自宅で行えるため、継続的なケアが可能であり、専門家の指導を待つ間にも自身の健康状態をサポートできます。

    5. 専門家の治療と補完

    専門家の指導を受けながら、自宅でのストレッチを実施することで、治療効果を向上させることができます。

    総括すると、五十肩の管理と改善に不可欠な要素であり、肩の痛みや運動制限を軽減し、日常生活の質を向上させるための貴重な方法です。ただし、正しいストレッチの方法を学び、適切に行うために、医療専門家のアドバイスを受けることが大切です。

    3.ホームケアストレッチの実践方法

    一人でも多くの方に適切な治療とホームケアを知ってほしいという気持ちから、当院では国家資格を保持した臨床家によるホームケア指導をユーチューブや各SNSにて発信しています。

    今回は五十肩改善に向けた動画をご紹介します。 ただし、五十肩の場合は、運動を行っていいタイミングと安静にした方がいいタイミングがあります。特に痛みが強い炎症期は安静に過ごすことが第一優先です。

    【五十肩】国家資格者が教える!リハビリエクササイズ

    不安な方は国家資格を持つ臨床家や医師にご相談ください。

    4.鍼灸・整骨院・トレーニング・リハビリの選択肢

    五十肩の治療と管理には、専門的なアプローチが必要です。

    徒手療法、鍼灸療法、医療機器による治療を行いますが、当院では正確な要因と患部の状態を見極め、その上で患者さんの日常生活への影響や治療期間なども踏まえて、適切な治療プログラムを提案することを大切にしています。 以下は、当院での五十肩の治療について具体例です。

    ・高度診断機器による測定 姿勢診断(モーションキャプチャー)、エコーによる患部の確認、筋電図動作分析による主な原因となる筋肉の筋出力や活動レベルの測定をし、適した治療を導きます。

    ・提携クリニックによるMRI撮影を用いた分析 提携クリニックにてMRIを撮影して、肩関節周囲炎における明確な原因に対するアプローチを行います。以下に挙げられているのは、肩関節周囲炎の原因となる可能性がある症状や病名です。 ・烏口突起炎 ・上腕二頭筋長頭腱炎 ・肩峰下滑液包炎 ・肩関節腱板炎(変性性、外傷性) ・石灰沈着性腱板炎 ・肩関節拘縮(拘縮肩) ・関節包炎 ・凍結肩 これらの症状や病名を正確に理解し、診断することで、治療の方向性を決めることができます。

    ・効果を高めるアストロン アストロンは、超音波(1MHz、3MHz)と低周波(低〜高周波)を症状に合わせてコンビネーションで出力させることができる複合治療器です。 治療と併用して医療機器を正しく使用することでより効果を実感できます。

    アストロン

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    5.まとめ

    五十肩の改善に向けて、ホームケアストレッチは有用な手段の一つです。自宅で行える簡単なストレッチを通じて、肩の痛みや運動制限を軽減し、日常生活の質を向上させましょう。また、専門家のアドバイスも受けつつ、症状の改善に向けた継続的な努力が大切です。

  • 【健康コラム】ツライ肩こりを即効ケア!臨床家が解説する<肩井のツボ>セルフ指圧

    慢性的に肩こりに悩む方、時々日常生活に影響するほどの肩こりに悩まされる方も少なくないかと思います。そんな方々にとって効果の高いセルフケアは知っておきたいものですよね。

    今回のコラムでは、臨床家が実際に解説する動画とともに肩こりに効く肩井のツボについて深掘りしていきます!

    記事内容
    • 1.肩こりはなぜ起こる?
    • 2.肩井のツボとは
    • 3.Let’s try!
    • 4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法
    • 5.肩こり改善に関するよくある質問
    • 6.まとめ

    1.肩こりはなぜ起こる?

    長時間同じ姿勢を続けたり、重い物を持ち上げたりすることで、肩の周りの筋肉が緊張し、こりを引き起こす<筋肉の緊張>が原因の場合や、運動不足による<血行不良><体の冷え>など原因は様々に考えられます。

    また、姿勢・動作が原因の場合の具体例は以下です。

    ・前かがみの姿勢 長時間スマートフォンやコンピューターの画面を見ていると、首を前に突き出すことがあり、これが肩こりの原因になります。

    ・デスクワーク 長時間のデスクワークで、悪い姿勢を続けることがあります。特に、背中が丸まり、肩が前に出るような姿勢は肩こりのリスクが高まります。

    ・肩に重い荷物を持つ 重いカバンやリュックサックを片方の肩にかけて持つことがあると、その肩の筋肉が緊張し、肩こりを引き起こす可能性があります。

    ・モニターを下向きに見る モニターや本を下向きに見ることで、首を前に曲げる必要が生じ、これが肩こりの原因となります。

    ・長時間の運転 車の運転中、ステアリングホイールを握り続けることで、肩と首の筋肉が疲労しやすくなります。

    ・腕を長時間上げる作業 腕を長時間上げたまま作業をする場合、特に手を挙げた状態で物を保持すると、肩の筋肉が過度に負担され、肩こりが生じやすくなります。

    ・長時間座りっぱなし 長時間座っていると、背中が丸まりやすく、筋肉の緊張が増加し、肩こりが起こりやすくなります。

    これらの姿勢や動作は、筋肉の緊張や血行不良を引き起こし、肩こりを招く可能性があります。

    次に、肩こりの要因となる筋肉を紹介します。 こちらも、原因となる動作や姿勢、その他のきっかけにより個人によって要因となる筋肉が異なります。

    ー三角筋ー 三角筋は背中から首、肩にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりの一般的な原因となります。この筋肉は、肩を持ち上げたり、首を傾けたりする動作に関与します。

    ー僧帽筋ー 僧帽筋は首から肩甲骨の上部にかけて伸びる筋肉で、肩こりの主要な原因となることがあります。この筋肉は、肩甲骨を上に引き上げる役割を果たします。

    ー菱形筋ー 菱形筋は肩甲骨の内側に位置し、肩甲骨を中央に引き寄せる役割を担っています。筋肉の不均衡や緊張が生じると、肩こりの原因になります。

    ー胸鎖乳突筋ー これらの筋肉は胸部に位置し、肩と胸の連動を支える役割を果たします。姿勢の悪さや筋肉の緊張によって、肩こりが引き起こされることがあります。

    ー首の筋肉ー 首の筋肉群も肩こりに関与します。特に僧帽筋の付着点近くにある筋肉や、首の後ろにある筋肉が重要です。

    これらの筋肉が長時間緊張し、血流が制限されると、肩こりが生じる可能性が高まります。

    2.肩井のツボとは

    肩井ツボは、肩こり改善にとても有効的なツボです。名前からも分かるように、肩の筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。指圧や鍼治療などを通じて刺激されると、緊張した筋肉がリラックスし、肩こりの症状が軽減されることがあります。

    そのほかにも、首の痛み、頭痛、ストレス、不眠症などの症状の緩和に役立つとされています。

    3.Let’s try!

    肩井のツボは、首の付け根から肩先のちょうど真ん中あたりにあり、セルフ指圧できる位置です。

    臨床家による解説動画を見ながら一緒にやってみましょう♪

    肩井のツボセルフ指圧

    4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法

    セルフケアでの改善が見込みがないと感じた場合、治療院への受診をお勧めします。 この場合、要因の可能性がある過度の筋緊張がご自身では対処できない状態になっている可能性や、そうなってしまった原因に骨の歪みがあったり、全身の筋バランスの乱れがある可能性が考えられます。 体と治療技術の専門知識を持つ臨床家の評価と治療、そしてリハビリより、さらに悪化することを食い止め、再発防止を目的とした改善を目指すことができます。

    当院は、国家資格者による治療とAI姿勢診断、2Dエコーなどの診断機器や医療機器があり整った治療環境にあります。

    お悩みの方は、お気軽にご相談ください。

    5.肩こり改善に関するよくある質問

    • 肩こりを予防するために何をすべきですか?
      肩こりを予防するためには、正しい姿勢を保ち、適度な運動を行い、ストレスを管理することが大切です。定期的なストレッチやストレングス・トレーニングもおすすめです。

    • 肩こりにアイシングや温湿布は効果がありますか?
      肩こりの初期段階ではアイシングや温湿布が助けになることがあります。ただし、状態によって冷やすか温めるか異なる場合があります。一般的には慢性の場合温め、急性の場合冷やすことが推奨されます。

    • 肩こりが慢性化した場合、どのように対処すべきですか?
      慢性的な肩こりの場合、医師や理学療法士に相談することが重要です。専門家が原因を特定し、適切な治療やエクササイズを提案します。

    • 肩こりに鍼治療は効果がありますか?
      鍼治療は一部の人にとって肩こりの緩和に役立つことがあります。ただし、鍼治療を受ける際には経験豊富な専門家に相談することが大切です。

    • 肩こりの予防にどのような日常的な習慣が役立ちますか?
      日常的な習慣としては、姿勢の注意、運動習慣の確立、ストレス管理、適度な休息と睡眠、デスクワーク中の適宜の休憩などが肩こりの予防に役立ちます。

    6.まとめ

    肩こり解消に肩井のツボ指圧は有効的です。セルフケアでの改善が見込めない場合は、早期に治療院に頼ることをお勧めします。