膝痛
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膝痛とは?
膝の痛みでお困りの方へ。安心の国家資格者による施術で膝の痛みをしっかり改善致します。
膝は、大腿骨(もも)と頸骨(すね)と、前面にある膝蓋骨(お皿)により構成されています。
人間の体の中でも最も複雑で不安定な構造をしています。動きのなかでは支点として機能しています。
膝は通常、自分の体重の2.3倍の重さがかかると言われている為、負担がかかりやすく、損傷が起こりがちな部位と言えます。
- ① 変形性膝関節症
- ② 靱帯損傷
- ③ オスグット病
- ④ O脚・X脚
などがあります。
①変形性膝関節症
2大症状は痛みと膝関節内に水が溜まることです。 初期は、立ち上がりや歩き始めなど動作の始めに痛みが起こりますが、休むと痛みはなくなります。
その後、正座や階段の上り下りが困難になり、末期になると、安静時にも痛みが伴い、変形が目立ち始め、膝の完全伸展ができなくなってきます。
<原因>
関節軟骨の退行変性(加齢や老化による変形)と荷重と関節運動の機械的刺激が作用し、摩擦による関節の変形、増殖性変化を起こしますが、肥満、動脈硬化、関節軟骨破壊酵素の活性化、性ホルモンの影響などから起きる場合もあります。
二次性の場合、半月板損傷、人体損傷、骨折、化膿性関節炎、関節リウマチなどから続発します。
②靱帯・半月板損傷
膝の靱帯には、前十字靭帯、後十字靭帯、内側側副靱帯、外側側副靱帯があり、大腿骨と脛骨の間には関節の滑りを良くし、衝撃吸収の為のクッション作用を持つ、半月板(内・外)があります。
これらの靱帯や半月板が損傷すると、損傷の程度により、膝全体での痛みを発症します。
<原因>
運動時の怪我や交通事故などにより膝に大きな外力が加わることにより、損傷する場合がほとんどです。
靱帯損傷は靱帯の過度な引き延ばしによることが多くなっていますが、半月板の損傷は膝のねじれの動きにより、半月板が強く挟み込まれることで損傷します。
損傷部位によって痛む動きや部位は、異なりますが、靱帯損傷から半月板を痛める場合もあります。
③オスグッド病
脛骨粗面のあたりに痛みが出始め、時には発赤や腫脹が現れます。
休むことで痛みは軽減したり、消失しますが、スポーツなどを再開すると痛みが再発します。
<原因>
膝の繰り返しの伸展運動(跳躍やボールを蹴るなど)を行い過ぎると発生します。
大腿四頭筋(大腿の前の筋肉)の力は、膝蓋骨を経由して膝を伸展させる力として働きます。繰り返し動作により、脛骨(すね)の成長軟骨部が剥離することで生じます。
④O脚、X脚
O脚、X脚は下肢の形態的異常をさします。
O脚は(内反膝とも言われる)両膝が外側に彎曲した状態です。
この場合には、引っ張られている膝の外側(外側側副靱帯)や、ぶつかり圧迫されている膝の内側(内側半月板)に不調を感じることが多くなります。
X脚は(外反膝とも言われる)両膝が内側に彎曲した状態です。こちらの場合は、引っ張られている膝の内側(内側側副靱帯)や、圧迫されている膝の外側(外側半月板)に不調が起こりやすくなります。
<原因>
一般的には、乳幼児の膝は生理的にO脚を呈していますが、歩行を始め逆にX脚傾向になります。
その後、少しずつ軽減しますが、歩行状態により成人になっても改善されない場合もあります。
病的なものの場合、靱帯の異常、先天的・後天的な大腿骨・脛骨の形態異常、外傷などがあり、片側のみの場合、病的なものを疑います。
好発年齢
一般的治療法
メディカルジャパンにしかできない介入例
メディカルジャパンでは上記のような症状の方がたくさん来院してきています。
65歳女性 Y.Uさん 治療前
65歳女性 Y.Uさん 治療後
私たちは患者様をただマッサージするだけではありません。
「なぜそのような痛みが出たのか?」根本的な原因を探り、 歩行の動作から不足している筋力や重心の移動の仕方を分析し、患者様に適した施術をしていきます。
また、再発予防のため、姿勢指導や加圧などのトレーニングも取り入れていきます。
必ず患者様に適した、自宅で出来る簡単な運動や正しい座り方、立ち方、歩き方を指導します。
私達の指導したことを毎日意識的に取り組むことで、患者様の望む願いを叶えます。
ぜひ私達と一緒に、身体を正しくしていきましょう!
予防法やリハビリプログラム
①変形性膝関節症
正座生活を避けましょう。また、大腿四頭筋(大腿部前面)の筋力強化も有効です。
冷房などにより膝が冷え血流が悪くなると症状の悪化の原因となりますので、温め、血流を促しましょう。肥満傾向の方は減量もリハビリのひとつと言えます。
②靱帯・半月板損傷
突然の外力により発症することが多いため、予防が難しくなりますが、膝関節の不安定性が強い方は衝撃の回避がしづらくなります。
日頃より、下肢筋力の強化に加え膝関節の安定性と高めるとレーニングを行いましょう。
一度、損傷の経験がある方は、再発しやすくなりますので、上記強化、トレーニングは再発予防の重要課題となります。
③オスグッド病
大腿四頭筋の柔軟性不足により、脛骨の骨軟骨が引っ張られやすくなります。
日頃から大腿四頭筋のストレッチを行い、膝に違和感を感じた始めた際には、無理をせず運動量を減らしましょう。運動後にはアイシングを行うなど、炎症を広げないようにしましょう。
④O脚・X線
生理的なものの場合には、あまり気にする必要はありませんが、成人になっても症状が残る場合には、骨盤矯正や歩行指導などにより、筋力差を軽減させる必要があります。
O脚・X線どちらの場合も、ケアに必要な筋肉には個人差がありますので、お悩みの方は、一度ご連絡ください。
来院された方の喜びの声
学生時代に痛めて以来、痛くなったら、その度治療院などに通って治してもらっていました。今回も同じように痛みが出始め、診てもらったのですが、痛みが繰り返し出ていることを伝えると、歩き方をチェックした方がいいと言われ、チェックしてもらいました。すると、歩き方の癖から膝に負担がかかりやすくなっているということで、歩き方の指導やそれに伴って不足している筋力の強化などもアドバイスしていただきました。まだ、治療途中なので、完全に良くなっているわけではありませんが、歩き方を変えたことによって、自分でも気にしていなかった靴ずれも出なくなりました。その他にも、インソール作成もできるようなので、これから色々とお願いしようと思っています。
参考文献
『臨床医学各論』(2008)医歯薬出版株式会社
‘’日本整形外科学会「変形性質関節症」‘’
‘’日本整形外科学会「膝靱帯損傷」‘’
‘’日本整形外科学会「半月(板)損傷」‘’
‘’日本整形外科学会「O脚・X脚」‘’