腰椎分離症・分離すべり症
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腰椎分離症・分離すべり症とは?
腰椎分離症(ようついぶんりしょう)および分離すべり症(ぶんりすべりしょう)は、腰の骨(腰椎)が損傷したり、正常な位置からずれたりする状態を指します。この問題は、腰や背中に痛みを引き起こし、場合によっては日常生活に支障をきたすことがあります。特に、腰椎分離症はスポーツをする若年層や活動的な人に多く見られますが、年齢を重ねるにつれて進行することもあります。
どのような症状が現れるのか?
腰椎分離症や分離すべり症では、主に腰痛や下肢のしびれが発生します。最もよく見られる症状は、長時間の立ち仕事や座りっぱなしの姿勢を取ったときに感じる腰の痛みです。また、進行すると、腰から足にかけてしびれや痛みが広がり、足を引きずるようになることもあります。
腰椎分離症・分離すべり症の原因
腰椎分離症は、腰の骨(腰椎)の間で特に「椎間板」という部分に負担がかかることで、骨と骨を繋いでいる部分が損傷する状態です。通常、椎間板は骨の間でクッションのような役割を果たし、動きや衝撃を吸収しています。しかし、過度に体を使いすぎることで、これらの部分が傷つき、分離症が発生します。

例えば、バスケットボールやサッカーなどのスポーツでジャンプや急な方向転換を繰り返すと、腰椎に強い圧力がかかります。このような動作が繰り返されると、椎間板の構造が損傷し、分離症になることがあります。また、長時間の立ち仕事や重い荷物を持つ仕事も、腰に負担をかける原因となります。

投げる、アタック、シュートなどスポーツには反る、捻る動作が多く含まれます。
診断方法
X線検査:側面や斜めのレントゲン像による評価
MRI検査:神経根の圧迫の有無の確認
一般的治療法
腹筋・背筋の強化、一般的な腰痛予防
痛みの緩和のための薬剤使用
神経の圧迫を除去する手術や固定術
メディカルジャパンの治療介入例
治療は、観血的療法(手術して痛みをなくす)と保存療法(手術せずに回復)がありますが、ここでは弊社で行う保存療法(手術せずに回復)について述べることにします。
保存療法に有効な「超音波鍼灸」は当院独自の画期的な治療法です。
超音波鍼灸
介入例 1「超音波鍼灸」


提携医療機関にてMRIを撮影。患部を把握することにより医療機治療の精度と効果を向上。


介入例 2 超音波鍼灸
患部をエコーで撮影。健側、患側の腰方形筋をエコーで撮影しながら筋の配列の均等、不均等の確認。動いてもらい筋の動き具合の違い確認。
患部を把握することにより医療機治療の精度と効果を向上。
エコーで撮影した筋の滑走性が悪いところにピンポイントで鍼灸。さらに高周波治療器・超音波治療器組合せ理学療法機器(アストロン)を使用し、高周波で筋肉の緊張の緩和し、痛みの伝達を抑制する効果を期待できます。
腰痛・ヘルニア再発を防ぐ動作チェック
正しい姿勢や体の使い方を確認し、日常生活での負担を減らして再発を予防するための動作チェックを行います。