背景・疫学

正式には風邪症候群といい、上気道の急性炎症の総称。ウイルスが粘膜から感染して炎症を起こすため、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、発熱などの症状が起こる。

原因

原因の7―8割がウイルスである。ウイルスの種類として最多となるのは普通感冒と言われるライノウイルス、冬季に最多となるコロナウイルス、プール熱を引き起こすアデノウイルス等が挙げられる。感染の経路により空気感染、飛沫感染、接触感染の3種類に分かれる。

一般的治療法

症状に対しての対症療法が用いられる。
西洋医学と東洋医学では風邪に対する考え方が異なり、西洋医学は「解熱」などの熱を取ることに注力するが、東洋医学では外邪の侵襲に対しての「温法」が用いられることが多い。

参考文献