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  • 内臓から整える夏バテ対策!だるさ・食欲低下・疲労感を整体で改善する方法

    【この記事でわかること】
    • 夏バテの原因になる「内臓疲労」の正体
    • 自宅でできる内臓リセットセルフケア方法
    • プロの整体・鍼灸で内臓疲労を根本改善する方法

    1. そのだるさ、夏バテかも…?

    食欲がない

    「最近、体がだるくて朝からスッキリしない…」「食欲がなく、何を食べても美味しく感じない…」「すぐに疲れてしまって、毎日がしんどい…」

    そんな夏の不調、実は“内臓疲労”が原因かもしれません。

    特にこんな症状に心当たりはありませんか?

    • ・冷たい飲み物・アイスをよく摂る
    • ・朝から体が重くて起きるのがつらい
    • ・胃腸の不調(便秘・下痢)が続いている

    これらは、内臓の冷えと自律神経の乱れが引き起こす「見えない夏バテ」です。

    2. 内臓疲労の根本原因を解説

    1. 冷たい飲食・エアコンの影響で内臓が冷える

    暑い日が続くと、冷たい飲み物やアイス、冷房の効いた部屋で体を冷やす機会が増えます。その結果、内臓が冷えて働きが鈍くなり、消化不良やだるさの原因に。

    2. 自律神経の乱れによる内臓機能の低下

    ストレスや睡眠不足、温度差などで自律神経が乱れると、内臓の働きも悪くなります。特に夏は昼夜の気温差や生活リズムの乱れで、胃腸が疲れやすくなります。

    3. 暑熱順化不足で疲労が蓄積

    「暑熱順化」とは、体が暑さに慣れること。しかし、最近は冷房に頼りすぎて体が夏に順応できず、内臓への負担が増え、疲れが蓄積しやすくなります。

    暑い

    3. セルフケアでできる夏バテ対策

    1. やってはいけないNG行動

    暑いから…疲れているから…と言う理由でこのような行動をしていませんか?心当たりのある方、要注意です!

    • ×冷たい飲み物・アイスの摂りすぎ
    • ×サプリ頼りの偏った食生活
    • ×シャワーだけで済ませる入浴
    • ×極端なダイエット(特に糖質制限のしすぎ)

    2. 食事ケア:常温飲料・発酵食品・温かい汁物

    冷たい飲み物は控え、常温の水や白湯、温かいスープを意識しましょう。発酵食品(納豆、ヨーグルト、味噌など)もおすすめです。

    3. 入浴:38~40℃のぬる湯に10〜15分

    ぬるめのお湯に浸かることで、体の芯から温まり、内臓の血流も促進されます。シャワーだけで済ませるのは避けましょう。

    4. 運動:朝の軽いウォーキング・ストレッチ

    朝の涼しい時間帯に10分程度の散歩をすると、体温調整機能が整い、内臓の働きも活発になります。ストレッチも効果的です。

    3-5. ツボ押し:足三里、中脘、湧泉

    内臓の調子を整えるツボを押しましょう。足三里は胃腸機能をサポートし、中脘は消化を助けます。ゆったりとした腹式呼吸も、リラックス効果があります。

    ツボ

    4. プロの整体・鍼灸で内臓から整える方法

    慢性化した夏のだるさ・疲れには専門家へご相談ください。メディカルジャパンには国家資格者が在籍しており親切に対応・安全で丁寧な施術をいたします。当院では、鍼灸と整体を組み合わせた施術で、内臓の冷え・自律神経の乱れ・筋肉のこりを同時にケアします。施術の一例をご紹介します。

    鍼灸

    1. 内臓マニピュレーション・横隔膜リリース

    お腹周りの筋肉や膜を優しくほぐし、内臓の位置や動きを整える施術です。内臓の血流改善や消化機能の向上に効果的です。

    2. 骨格調整・筋膜リリースで循環促進

    骨盤や背骨の歪みを整え、血流を良くすることで、内臓への栄養補給がスムーズになり、自然治癒力が高まります。

    3. 自律神経調整アプローチ

    頭や首の骨格を整えることで、自律神経のバランスを整えます。夏の疲れやストレスによる不調にも有効です。大学病院や専門クリニックなどで使用される、高精度自律神経診断機【TAS9 VIEW】があります。自律神経失調による不調を整えるためのプログラムもご用意しております。

    自律神経診断

    8. 夏の不調はぜひ当院へお任せください

    夏の不調は内臓疲労が原因のことが多いですが、内臓疲労を放置すると、免疫力の低下や慢性疲労を招くリスクがあります。

    「朝からだるい」「食欲がない」「疲れが取れにくい」といった症状が2週間以上続いている方は、早めのケアが大切です。

    まずはセルフケアから始め、必要に応じて整体・鍼灸による専門施術もご検討ください。

    整体
  • 三陰交マッサージで足のむくみ・体の冷え・夏の不調をケアしよう

    記事内容
    • 1.こんな不調ありませんか?
    • 2.三陰交とは?
    • 3.三陰交がもたらす代表的な効果
    • 4.セルフマッサージの方法(*動画参照)
    • 5.まとめ

    1. こんな不調ありませんか?

    • 「夕方になると足が重くてだるくなる…」
    • 「冷房の効いたオフィスや電車内で足が冷える…」
    • 「暑くなるとなんとなく疲れやすく、集中力が続かない…」

    これらの不調の背景には、東洋医学でいうところの「水分代謝」や「血流の停滞」が関係している可能性があります。そんな体のバランスを整えるために注目されているのが、ツボ「三陰交(さんいんこう)」です。

    2. 三陰交とは?

    三陰交、ツボ

    三陰交は、足の内くるぶしから指4本分ほど上にあり、脛(すね)の骨の内側に位置するツボです。「肝」「脾」「腎」の3つの重要な経絡が交わるこの場所は、体のバランスを整えるための大切なポイントです。「血流や気分の巡り(肝)」「栄養や水分代謝(脾)」「体力やホルモンバランス(腎)」といった、体の内側を支える3つの大事な働きをまとめてサポートしてくれるツボです。

    3. 三陰交がもたらす代表的な効果

    ▶ 脚のむくみ・疲れ・冷えの改善

    脚のむくみ、だるさ

    三陰交を刺激することで、リンパや血液の流れが促され、足元のむくみやだるさが改善されます。さらに利尿作用があり体内の水分を排出させる効果があります。

    ▶ 自律神経と体調の安定

    元気

    腎=生命エネルギー、肝=気血の巡り、脾=代謝。この3つを整えることで、ストレス耐性が上がり、体調が安定しやすくなります。

    ▶ 生理痛など女性特有の不調にも

    生理痛

    生理痛やPMSなど、女性の不調を改善するツボとしても三陰交は知られています。男性にとっても腎機能サポートや冷え・むくみ対策として活用できます。

    ▶ 熱中症予防にも間接的効果

    夏、熱中症予防

    汗により水分とミネラルが失われがちな夏、三陰交を刺激することで、体温調整や水分代謝の安定が期待できます。夏バテや熱中症対策にもおすすめです。

    4. セルフマッサージの方法(*動画参照)

    1. ①脛の内側、内くるぶしから指4本分上にある三陰交を見つける
    2. ②人差し指か親指で強めに押し、20秒から30秒刺激する

    *入浴後や就寝前、冷えを感じたときに行うと効果的です。
    水分摂取がしっかりできていて足が浮腫む方は葉酸やミネラルを摂るように心がけてみてください。

    5. まとめ

    三陰交は、脚のむくみ・だるさ・冷え・自律神経の乱れなどに対して非常に応用範囲の広いツボです。女性だけでなく、男性にとっても体調管理のセルフケアとして役立ちます。

    ぜひ、日々の習慣として取り入れ、健康づくりに役立ててみてください。

  • 梅雨の不調は“自律神経の乱れ”が原因かも?|東洋医学で読み解く”梅雨ダル”対策ガイド

    記事内容
    • 1. 梅雨になると体調を崩すのはなぜ?
    • 2. なぜ梅雨は自律神経が乱れるのか?
    • 3.自律神経の乱れによる不調とそのタイプ
    • 4. 自律神経を整えるセルフケア6選
    • 5. 【1分で即効!】梅雨ダルに効くツボ押し
    • 6. 東洋医学でのアプローチ
    • 7. 自律神経を整えるには“セルフケア×専門ケア”

    1. 梅雨になると体調を崩すのはなぜ?

    「頭が重い」「ずっと眠い」「気分が沈む」……このような不調に悩まされる方が多くなるのが、梅雨の時期です。なんとなく身体がだるい…この梅雨ダルは単なる気分の問題ではなく、季節の変わり目に起こる気圧・湿度・日照などの急激な環境変化が、私たちの体内のバランスを担う“自律神経”に影響を与えているからです。自律神経は、体の調子を自動でコントロールしてくれる神経です。例えば、呼吸・心拍・体温・消化などを、私たちが意識しなくても働かせてくれています。自律神経が乱れると、体も心もバランスを崩しやすくなるということ。特に梅雨のように、不安定な季節は要注意です。

    梅雨、季節の変わり目

    2. なぜ梅雨は自律神経が乱れるのか?

    梅雨時は主に3つの環境変化が自律神経に大きなストレスを与えます。

    • ①気圧低下:気圧が下がると内耳が刺激され、交感神経と副交感神経のバランスが乱れやすくなります。
    • ②湿度上昇:高湿度により発汗がうまくいかず、体温調整機能が低下。だるさやむくみの原因に。
    • ③日照不足:日光を浴びる時間が減ることで、セロトニンやメラトニンの分泌が減少。気分の落ち込みや睡眠の質の低下につながります。

    東洋医学的視点

    梅雨は「湿邪」に分類され、体内に余分な水分が停滞しやすく、「脾*」や「肝**」の機能を妨げるとされています。つまり梅雨の湿気によって「胃腸の働きが悪くなったり、気分が不安定になりやすくなる」ということです。

    *「脾(ひ)」は東洋医学で「胃腸の消化吸収を助ける力」を指します
    **「肝(かん)」は「気の流れを整えて、ストレスにうまく対応する力」

    体調不良の女性

    3. 自律神経の乱れによる不調とそのタイプ

    自律神経が乱れ、バランスが崩れてくると様々な症状が身体に現れます。

    症状 メカニズム 対策の方向性
    頭痛・めまい 血管拡張、内耳の乱れ 合谷・耳マッサージ
    眠気・だるさ 副交感神経優位 朝日を浴びる・ウォーキング
    胃腸不調 湿気による水滞 三陰交・温灸
    気分の落ち込み セロトニン不足 深呼吸・アロマ
    むくみ・冷え 発汗機能の低下 食事改善

    4. 自律神経を整えるセルフケア6選

    ▸ 朝日を浴びる

    起きたらまずカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。日光を浴びることでセロトニンが分泌され、体内時計がリセットされます。

    ▸ 軽い運動を毎日少しずつ

    梅雨でも曇りの日はできるだけ外に出ることが大切です。ウォーキング・ラジオ体操・ストレッチなど。適度な運動は交感神経と副交感神経の切り替えを助けます。深呼吸・腹式呼吸を意識するのも効果的です。吸って4秒、吐いて8秒が理想的。緊張や不安を落ち着かせる効果があります。

    ▸ 寝室の除湿(50~60%)と冷え対策

    湿度が高すぎると睡眠の質が下がるため、除湿器やエアコンで環境を整えましょう。また身体の冷やし過ぎも悪影響です。エアコンをかける時は薄手の掛け布団を用意すると良いでしょう。

    ▸ ぬるめのお風呂にゆっくり入る

    38〜40℃のお湯に10〜15分浸かると、副交感神経が働きやすくなり、睡眠の質も向上。ぬるめの湯船はリラックス効果が高く、自律神経のバランスを整えるのに有効です。

    ▸ 東洋医学的食養生

    体に湿を溜め込まない食材(ハトムギ、大豆、海藻、瓜類など)を意識的に摂ると良いでしょう。

    ▸ 寝る1時間前は“スマホお休みタイム”

    ブルーライトが脳を刺激して自律神経が乱れやすくなります。読書・アロマ・軽いストレッチなどでリラックスを。

    アロマ、リラックス

    5. 【1分で即効!】梅雨ダルに効くツボ押し

    不調が現れた時、刺激を入れると調子が回復するツボをご紹介します。

    ツボ名 効果 位置
    合谷 頭痛・目の疲れ 手の甲・親指と人差し指の間 間をギュッと5秒×3回
    内関 胃のむかつき・不安 手首から指3本下、腕の中央をゆっくり押す
    三陰交 冷え・むくみ 内くるぶしから指4本上の骨際をゆっくり押す
    百会(ひゃくえ) 自律神経バランス全体に 頭のてっぺんをやさしく指で刺激

    耳の周囲をやさしくマッサージする「耳まわし」も、内耳の血流を促進し、めまいや不安感の緩和に役立ちます。

    6. 東洋医学でのアプローチ

    自律神経の乱れは、セルフケアや生活習慣の見直しだけでは改善しきれないこともあります。
    当院には大学病院や専門クリニックなどで使用される、高精度自律神経診機【TAS9 VIEW】があります。自律神経バランス(交感・副交感神経)、 交感・副交感神経活性度、 自律神経活動度(心拍変異度)、肉体的疲労度など専門的に解析できる診断機です。
    診断結果をもとに鍼灸や整体でのアプローチを併用することができる施術プログラムもご用意しております。
    またオンライン診療を通じて漢方薬の処方も可能です。例えば加味逍遙散エキス顆粒(かみしょうようさんエキスかりゅう)は、主にストレスや精神的な不調、ホルモンバランスの乱れに起因する症状に用いられる漢方薬です。自律神経失調症による不安感やイライラ、疲れやすさを改善し、心身のバランスを整える効果があります。
    自律神経の乱れにお悩みの方、なんとなく身体の不調が続いている方、ぜひ一度当院にご相談ください。

    7. 自律神経を整えるには“セルフケア×専門ケア”

    梅雨時の不調は、気象の変化に身体が翻弄される「外的要因」と、自律神経の不安定さという「内的要因」が絡み合って生まれます。だからこそ、毎日の小さな習慣改善と、必要に応じた専門ケアの併用が効果的です。
    体調が整えば、梅雨の季節も快適に過ごせるようになります。私たちと一緒に乗り切りましょう!

  • 「逆子」でお悩みの方へ|実は“冷房の冷え”が原因かもしれません

    記事内容
    • 1. 妊婦さん要注意|見えない“冷えリスク”
    • 2. 下半身の冷えが逆子を招く要因に
    • 3.【冷えの“分岐点”】逆子対策はいつから始めるべき?
    • 4. 【日常ケア】冷房下での冷え対策6選
    • 5. 【内側から温める】食事法で体をポカポカ
    • 6. 【動いて温める】逆子体操・マタニティヨガ・ストレッチ
    • 7. 鍼灸・指圧の逆子改善アプローチ
    • 8. 妊娠中の冷えと逆子の予防・改善は“今”から

    1. 妊婦さん要注意|見えない“冷えリスク”

    夏は暑い季節ですが、室内では冷房が効きすぎて寒さを感じることも多いですよね。特に妊婦さんにとっては、冷房の冷えが体調に大きな影響を及ぼすことがあります。妊娠中は血液の流れが変化し、足元の血流が滞りやすくなります。そこに冷たい空気が当たると、下半身が冷えやすくなるのです。この“足元の冷え”が、実はお腹の赤ちゃんにも影響するかもしれないということをご存じでしょうか?

    妊婦健診・逆子

    2. 下半身の冷えが逆子を招く要因に

    胎児は、子宮の中で最も心地よい位置を探して動いています。子宮内の温度が均一でないと、赤ちゃんは「暖かいほうに頭を向ける」という傾向があります。つまり、下半身が冷えて子宮の下部が冷たくなると、赤ちゃんが頭を上にしてしまい、逆子になる可能性が高まるのです。

    また、東洋医学では「頭寒足熱(ずかんそくねつ)」という考え方があります。これは「頭は涼しく、足は温かく保つのが健康によい」という意味で、足元の冷えは体全体のバランスを崩す要因とされています。

    3. 【冷えの“分岐点”】逆子対策はいつから始めるべき?

    逆子の改善は、妊娠28〜33週が“ゴールデンタイム”とされ、体操や鍼灸施術を行うことで胎位が戻る可能性が高い時期です。

    妊娠週数 冷えリスク 逆子傾向 おすすめケア法
    20〜26週 軽度 白湯・食事温活
    27〜30週 増加傾向 お灸・温浴
    31〜34週 非常に高 固定化リスク 鍼灸+体操
    35週〜 危険域 固定化高 医療判断+外回転法

    4. 【日常ケア】冷房下での冷え対策6選

    • ①厚手の靴下やレッグウォーマーを着用する
    • ②お腹や腰を冷やさないよう腹巻きを使う
    • ③白湯をこまめに飲む
    • ④ぬるめ(38〜40℃)のお風呂にゆっくり入る
    • ⑤足湯を1日10分行う
    • ⑥就寝時は冷気が直接当たらないようにする

    5. 【内側から温める】食事法で体をポカポカに

     

    身体を温める食品として下記のものを積極的に摂取しましょう。

    • 根菜類(にんじん、大根、れんこん)
    • 発酵食品(味噌、納豆、甘酒)
    • 温性食品(生姜・ねぎ・にんにくなど)
    • 鉄分やビタミンEを含む食材(ほうれん草、レバー、かぼちゃ)

    飲み物はできるだけ常温か温かいものを選びましょう。冷たいジュースや氷入りの飲み物は内臓を冷やしやすいので注意が必要です。

    根菜

    6. 【動いて温める】逆子体操・マタニティヨガ・ストレッチ

    • ▶︎胎動の位置を確認しながら行う「逆子体操」
    • ▶︎ゆったりした呼吸で血流を促す「マタニティヨガ」
    • ▶︎お尻や太ももを中心に伸ばすストレッチ

    身体を動かして温めるというのも有効的な手段です。下記の動画は当院で行っている逆子改善体操の様子です。

    7. 鍼灸・指圧の逆子改善アプローチ

    冷えによる逆子には、東洋医学のアプローチが適しています。下記の動画は逆子改善に効果的な三陰交(さんいんこう)と至陰(しいん)というツボに指圧にて刺激を入れている様子です。

    • 三陰交(さんいんこう):足首の内側、くるぶしの上にあるツボ
    • 至陰(しいん):足の小指の外側の先端にあるツボ

    これらのツボは子宮周囲の血流を改善し、逆子の改善につながるとされています。施術は国家資格を持つ鍼灸師のもとで行いましょう。当院では逆子改善プログラムを行っております。お悩みの方はぜひご相談ください。

    8. 妊娠中の冷えと逆子の予防・改善は“今”から

    冷えは逆子のリスクを高めるだけでなく、妊婦さん自身の健康にも悪影響を及ぼします。

    冷房による冷えに気づいたら、すぐに日常の中で温活を取り入れ、必要に応じて専門家の力を借りましょう。早めの対策が、ママと赤ちゃんの健やかな出産につながります。

  • 【健康コラム】食欲・集中力の低下…これ夏バテかも?整骨・鍼灸院が教える効果抜群疲労回復術!

    最近食欲がない/学校や仕事中頭がぼーっとしてしまう/最近疲労感が強い・・・などこの夏に入ってから体調が悪いと感じる方へ。地球の気温上昇についてニュースでも取り上げられるようになりましたが、日本でも夏の熱中症警報の出る日は増加しています。 このコラムでは、夏の体調不良「夏バテ」にフォーカスし、そのメカニズムと症状、回復術について深掘りしていきます!

    記事内容
    • 1.夏バテのメカニズム
    • 2.夏バテ症状の具体例
    • 3.危険!夏バテ悪化
    • 4.効果抜群疲労回復術!
    • 5.整骨・鍼灸院でできる夏バテ治療
    • 6.まとめ

    1.夏バテのメカニズム

    夏バテは、夏季に暑さや湿度などの気象条件が影響して、体調が悪くなる状態を指します。 夏バテの主なメカニズムは、暑さと湿度による体温調節の負担、水分と電解質のバランスの乱れ、食欲減退、睡眠の乱れなどが組み合わさって引き起こされることが考えられています。

    2.夏バテ症状の具体例

    夏バテの症状は人によって異なる場合がありますが、一般的には以下のような症状が見られることがあります。

    ・疲労感 突然の体力の低下や倦怠感が現れることがあります。普段よりも疲れやすく感じることが特徴です。

    ・食欲不振 暑さによって食欲が低下し、食事を摂ることが難しく感じることがあります。食事の量や種類を選ぶ際に悩むこともあります。

    ・めまいや立ちくらみ 脱水症状や電解質のバランスの乱れによって、めまいや立ちくらみが起こることがあります。

    ・吐き気や嘔吐 高温や湿度が胃腸に負担をかけることで、吐き気や嘔吐が起こることがあります。

    ・頭痛 脱水や暑さによって血管が収縮することで、頭痛が発生することがあります。

    ・筋肉のだるさ 暑さや水分不足によって筋肉が緊張しやすくなり、筋肉のだるさや痛みが現れることがあります。

    ・睡眠障害 暑さや湿度によって眠りが浅くなり、質の良い睡眠が得られないことがあります。

    ・集中力の低下 疲労や暑さによって集中力が低下し、作業や学習に集中できなくなることがあります。

    ・汗の増加 暑さによって発汗が増えるため、多量の汗をかくことがあります。

    ・体温上昇 高温多湿の環境下で、体温が上昇しやすくなることがあります。

    これらの症状が同時に現れることもありますし、一部の症状だけが出ることもあります。夏バテの症状は軽度なものから重度なものまでさまざまであり、個人差があります。症状が重度で持続する場合は、医療専門家に相談することが大切です。

    3.危険!夏バテ悪化

    夏バテが放置されたり適切な対処が行われない場合、症状は悪化する可能性があります。

    ・重度な脱水 高温多湿の環境で水分不足が続くと、脱水症状が悪化する可能性があります。重度の脱水は、体内の電解質バランスを乱し、重篤な健康問題を引き起こす可能性があります。

    ・熱中症 長時間の暑い環境での活動や適切な水分摂取がない場合、熱中症が発生する可能性があります。熱中症は体温の急激な上昇や中枢神経系への影響を引き起こし、命に関わることもあります。

    ・栄養不足 食欲不振や適切な栄養摂取が難しい場合、栄養不足が進行し、免疫力の低下や体力の低下などが生じる可能性があります。

    ・体力の低下 継続的な疲労や睡眠不足によって、体力が低下し、日常生活においても動くことが難しくなる可能性があります。

    ・心血管系の負担 高温下での体力消耗やストレスによって、心血管系に負担がかかる可能性があり、徐々に心臓や血管に悪影響を及ぼす可能性があります。

    ・慢性化した症状 適切なケアがないまま症状が長期間続くと、夏バテが慢性的な問題に発展することがあります。この場合、日常生活においても症状が支障をきたすことがあります。

    4.効果抜群疲労回復術!

    おうちでできる夏の疲労回復方法を10つご紹介します♪

    ①飲み方が重要!水分補給

    水は体内の代謝をサポートし、細胞や組織に酸素や栄養を運び、老廃物を排出する役割を果たします。適切な水分摂取は体の調子を整え、健康を維持するのに重要です。タイミングとしては、起床後や食事前後、運動前後、喉が渇いた時などに水を摂ることで、体の水分バランスを保つことができます。水を飲むことを忘れてしまう方は30分〜1時間に1回など時間を決めることもおすすめです。水の摂取量は、個人の体調や活動量によって異なりますが、一般的には1日に約2リットル(8~10杯程度)の水を摂取することが推奨されています。ただし、暑い季節や運動をした日は、より多くの水分が必要になる場合があります。水にも種類がありますが、水が苦手な人は軟水、ミネラルもしっかりとりたい方はより硬水のものを選ぶのもいいです。また、運動の際は、発汗によって水分と電解質が失われるので、ナトリウム、カリウム、マグネシウムなどの電解質が含まれるスポーツ飲料を選ぶことをお勧めします。その他に疲労物質(乳酸など)の排出を促進するため、運動後の回復を促す効果もあります。

    ②リフレッシュ効果抜群!冷水シャワー

    冷水シャワーには夏の体にこもった熱を冷やしリフレッシュさせる効果や血管を収縮させその後の血管拡張によって血流が促進、体内の酸素や栄養の供給が向上し循環機能が改善される効果などがあります。より効果的な方法をお伝えします。 ❶徐々に慣らす: まず最初はぬるい水から始めて、徐々に冷たい水に変えていくことで、体をショックから守ることができます。 ❷全身を冷やす: 首から下まで全身を均等に冷やすようにシャワーを当てます。特に手足や首筋、胸元などの血管が集中する部分にしっかり水をかけると効果的です。 ❸数分間続ける: 冷水シャワーの効果を得るためには、数分間続けることが大切です。最初は数十秒から始めて、徐々に時間を延ばしていくと良いでしょう。 ❹深呼吸をする: 冷水シャワーを浴びる際に深呼吸をすることで、体温調節やリラックス効果を高めることができます。

    ③血流促進!短時間運動

    いざ運動をしようと思うと自分を追い込むようなハードな運動をしたほうがいいと思っている方もいらっしゃるかもしれません。運動方法は目的によって変わります。夏バテや体の循環機能を促進するための運動は、体の柔軟性を高めたり、しっかり呼吸ができる軽い運動がお勧めです。具体例として、ストレッチ・ヨガ・ウォーキング・体操などです。自身の症状改善に合わせた運動や姿勢改善のためのトレーニングを取り入れるとなお良いです。 当院でも動画で紹介していますので参考にしてみてください。 【猫背改善】国家資格者が教える!猫背・腰痛・姿勢改善体操

    ④脳疲労・筋緊張軽減!リラクゼーション

    身体をリラックスさせることは健康・美容においてとても重要です。私たちの体は自律神経によって体内のバランスを保っています。日中にエネルギーをしっかり使うことで交感神経が優位になり、夜にしっかり休むことで副交感神経が優位になりこのメリハリができることでうまく作用していきます。疲労回復を行うのは、副交感神経の役割で、体内のリズムが整っていれば自然と体は休むようになりますが、どうしても忙しい時や過度のストレスがかかる場合、眠れなくなったり、眠りが浅くなったり、ソワソワしたり、動悸がしたりなど副交感神経より交感神経が優位になりやすくなってしまいます。ですので、意識的に”リラックスする時間”を作ることが重要です。リラックスタイムは①五感を刺激する(香り・味・音楽・景色・感触グッズなど)②深呼吸する ③静かな環境で情報量を減らす ④体の力を抜く この4つがポイントです。

    ⑤免疫力UP・内臓負荷軽減!食事改善

    カロリーの高い食事や脂質・塩分・糖分の取りすぎは内臓に負荷をかけ全身へ使われるべきエネルギーが内臓に集中してしまいます。そうすると疲労感・眠気・集中力低下などの症状が現れます。新鮮な野菜や果物を多く摂ることでビタミンやミネラルを補給し、体を作るタンパク質を中心とした食事を腹8分目を目安とし楽しみながら食事を取りましょう。

    ⑥体を速冷却!熱中症予防グッズ

    体内に熱がこもってしまうと、脱水症状や疲労感、熱中症を起こしてしまいます。不調を感じる前に対策することが大切です。 最近では様々な冷却グッズが手頃なお値段で購入できるようになりました。

    ⑦最大の疲労回復!睡眠術

    睡眠時間=疲労回復時間 と言っても過言ではありません。では睡眠中に体内ではどんなことが起こっているのでしょうか? 睡眠中の脳は情報の整理や記憶の強化を行います。筋肉はリラックスし、緊張が解かれます。体温はやや低下し、体内の代謝を抑える効果があり、エネルギーの節約や循環器の休息を促進します。 睡眠中にはさまざまなホルモンが分泌され、成長ホルモンやメラトニンなど、睡眠中に特に重要なホルモンが活動し、体の成長や免疫機能の維持に関与します。細胞は睡眠中に再生と修復が行われ、細胞がダメージを受けたり老化したりした場合、睡眠中にそれを修復するプロセスが進行します。 睡眠は体の回復と健康に重要な役割を果たす時間であり、そのプロセスは複雑かつ多岐にわたります。十分な質の良い睡眠を確保することは、体調の維持や健康促進に不可欠です。

    ー質のいい睡眠を取るためのポイントー ・快適な素材/体の筋肉が緊張しない寝具を選ぶこと ・自分にあった枕 ・快適な室温 ・寝室の香り ・掛け布団で得られる安心効果 ・デジタルデトックス ・睡眠前の瞑想

    自分に合う方法を取り入れてみましょう♫

    5.整骨・鍼灸院でできる夏バテ回復治療

    当院で行っている夏の疲労回復につながる治療についてご紹介します。

    ○鍼灸院でできる夏バテ治療 夏バテは、外気温によって自律神経が乱れ様々な症状を引き起こすことがほとんどです。鍼灸治療は経絡やツボを刺激することで体内のエネルギーの流れを整え、バランスを取る方法ですので、自律神経の調整にとても向いています。ですので、不妊治療目的や難病症状の緩和に用いられることが多いです。 当院ではそれぞれの患者さんの症状・ご希望に合わせた治療プログラムを国家資格を保持する臨床家が考え、施術していきます。ホームケアなどのアフターケアもしっかりとしています。

    ○医療的マッサージ マッサージは筋肉の緊張をほぐし、リラックスを促す効果があります。リラクゼーション目的としたマッサージ店も多くありますが、解剖学を学び患者さんの状態にあった理論的なマッサージができる国家資格者による医療マッサージがお勧めです。

    ○枕診断 枕は質のいい睡眠において重要です。当院では、枕の高さに合わせて、胸鎖乳突筋の緊張具合・呼吸の深さ・血流診断を基準として国家資格者がその方にベストな枕の高さを提案します。

    ○食事指導 栄養バランスの取れた食事は体力の回復に重要です。個人にあった効果的な食材や食事の摂り方をアドバイスすることができます。

    ○運動指導 夏バテ対策として運動の重要性をお伝えしまいたが、トレーニングは重心や可動域、関節の角度、体の使い方など、ちょっとしたことで効果が大きく変わったり怪我につながってしまうこともあります。当院では担当による適切なホームワーク指導も行っています。

    ↓詳しくはこちら↓ https://www.youtube.com/watch?v=dm-FwznEvqw 【メディカルジャパン治療プログラム体験】

    6.まとめ

    夏バテは意識的に対策に取り組むことが重要です。自身の状態をしっかりと察知し、おうちでできる疲労回復に取り組んでいきましょう!忙しい方やストレスを感じやすい方は医療の力を借りることも重要です。健康力を高め、快適な夏をお過ごしください!