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お風呂で簡単!側頭筋マッサージで肩こり&頭痛スッキリ
肩こりや頭痛に悩む方へ
「なんとなく頭が重い」「肩がガチガチにこっている」——こんな不調を感じたことはありませんか?デスクワークやスマホの長時間使用、ストレスによって、肩こりや頭痛が慢性化している人は少なくありません。
そんな悩みを和らげる方法のひとつが「側頭筋(そくとうきん)」のマッサージです。特に、お風呂の中で行うと、筋肉がほぐれやすく、効果をより実感しやすくなります。
本記事では、初心者の方でも簡単にできる「お風呂での側頭筋マッサージ」の方法を詳しく解説します。今日からリラックスしながら、肩こりや頭痛のケアを始めましょう!
側頭筋とは
側頭筋の位置と役割
側頭筋(そくとうきん)は、頭の側面、ちょうど「こめかみ」の部分にある筋肉です。耳の上から頭頂部にかけて広がっており、ものを噛むときに働く「咀嚼筋(そしゃくきん)」の一つです。
普段、意識することは少ないですが、側頭筋は食事の際に顎を動かすだけでなく、顔や頭の動きにも関わっています。
側頭筋の緊張が引き起こす症状
現代人は、スマホやパソコンを長時間使うことで無意識に側頭筋を緊張させていることが多いです。また、ストレスや歯の食いしばりが続くと、筋肉が硬くなり、以下のような不調が起こりやすくなります。- 頭痛
- 肩こり
- 顎の痛み
- 目のかすみ・疲れ
- 目の疲れ
お風呂でのマッサージのメリット
温熱効果による筋肉の緩和
お風呂に入ると、体が温まり血流が良くなります。これにより、筋肉がリラックスし、硬くなった側頭筋もほぐれやすくなります。
通常、筋肉が硬くなっている状態でマッサージをすると、痛みを感じたり、十分にほぐせなかったりすることがあります。しかし、お風呂の温熱効果を利用すれば、無理なく優しくマッサージするだけで筋肉が緩み、効果を実感しやすくなります。
リラックス効果と自律神経の調整
ストレスや疲れが溜まると、自律神経のバランスが乱れやすくなります。特に交感神経(活動モード)が優位になりすぎると、筋肉が緊張し、肩こりや頭痛が悪化してしまうことも。
お風呂に浸かることで、副交感神経(リラックスモード)が優位になり、心身ともにリラックスできます。さらに、マッサージを加えることで、より深いリラックス効果を得ることができるのです。
血行促進と老廃物の排出
側頭筋が硬くなると、周囲の血管が圧迫され、血流が悪くなります。その結果、疲労物質や老廃物が溜まり、さらに筋肉が緊張するという悪循環に…。お風呂の温熱効果+マッサージによって血流が促進されると、酸素や栄養が筋肉にしっかり届き、老廃物の排出がスムーズになります。これにより、肩こりや頭痛が和らぐだけでなく、疲れが取れやすくなります。
お風呂でできる側頭筋マッサージの方法
お風呂に入ったときに、簡単なマッサージを取り入れるだけで側頭筋のコリをほぐし、肩こりや頭痛を和らげることができます。
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【妊娠初期に大切】子宮内膜を厚く・安定的に保つ生活習慣と栄養サポート
妊娠初期は、赤ちゃんが子宮内膜に着床し、成長を始めるとても大切な時期です。この内膜がしっかり厚く、栄養豊富で安定していることで、妊娠の継続に良い影響を与えるとされています。
この記事では、「子宮内膜を厚く・安定的に保つための生活習慣と栄養サポート」について、今日からできる具体的な方法をわかりやすく解説します。
【温活】体を温めて血流を促進する
子宮内膜に栄養と酸素を届けるためには、「血流の良さ」が大きなカギを握ります。冷えは内膜への血流を滞らせ、着床環境に悪影響を及ぼすことも。
温め習慣の例
- 腹巻き・靴下・湯たんぽなどで骨盤周囲を温める
- 38〜40℃の半身浴を15〜20分(毎日 or 週3回)
- 足湯で末端から血流促進
- 骨盤まわりの軽いストレッチやヨガで血流アップ
【栄養】内膜を育てる食材と摂取ポイント
子宮内膜はホルモンと血流に大きく影響されるため、栄養バランスの良い食事が不可欠です。以下の栄養素を意識して摂りましょう。
栄養素 働き 多く含まれる食品 摂取のポイント ビタミンE 血流改善・抗酸化 ナッツ類、アボカド、かぼちゃ 熱に弱いため生食がおすすめ 鉄分 内膜への酸素供給 レバー、赤身肉、あさり、ひじき ビタミンCと一緒に摂ると吸収UP 亜鉛 ホルモン調整 牡蠣、ナッツ、卵、豆類 加熱により減少するため注意 オメガ3脂肪酸 ホルモン合成・炎症抑制 青魚(サバ・イワシ)、亜麻仁油 酸化しやすいので早めに使う ビタミンC 鉄吸収促進・血管強化 柑橘類、ブロッコリー、ピーマン 毎食に少量ずつ取り入れると◎ 【メンタルケア】ストレスを溜めない
強いストレスは自律神経やホルモン分泌を乱し、内膜の成長にも悪影響を与えることがあります。
ストレス軽減におすすめ
- 7〜8時間の十分な睡眠
- アロマ、呼吸法、瞑想などで心を整える
- 軽いウォーキングやヨガで気分転換
【控えるべき】カフェイン・アルコール
妊娠初期は、ホルモンバランスの安定が最優先。カフェインやアルコールは血管収縮やホルモンに影響を及ぼす可能性があるため、できるだけ控えましょう。
【運動】安静にしすぎることのリスク
妊娠中は安静が大切とされますが、身体を動かさない状態が続くと、以下のようなリスクやデメリットがあります。
1. 筋力・体力の低下
- 長期間動かないと下肢筋力や持久力が低下し、出産時の体力不足につながる可能性があります。
- 特に高齢出産や双子妊娠では、安静が必要な場合もありますが、過度な静養は逆効果になることも。
2. 血栓症のリスク増加
- 動かない時間が長くなると、血流が滞り静脈血栓(エコノミークラス症候群)のリスクが上がります。
- 妊娠中はもともと血が固まりやすくなっているため、軽いストレッチや足の運動は非常に重要です。
3. 便秘やむくみの悪化
- 運動不足は腸の動きの低下を招き、便秘になりやすくなります。
- また、下肢のむくみや静脈瘤が悪化するケースもあります。
4. 精神的ストレス・不安の増加
- ずっと家にこもっていると、気分が落ち込みやすくなり、マタニティブルーや産前うつの一因になることも。
- 軽い外出や運動は、セロトニンの分泌を促し、ストレス軽減にもつながります。
5. 出産や産後の回復が遅れる
体を使っていない状態での出産は、分娩時間が長引いたり、回復が遅れるリスクが高くなります。産後の骨盤ケアにも影響するため、適度な運動は産後リカバリーにも効果的です。
6. 適度な体の動かし方
- 毎日のウォーキング(20〜30分)
- マタニティヨガでリラックス&血流アップ
激しい運動はNGですが、軽めの運動は血流促進や代謝の維持に役立ちます。
医師の指示で「絶対安静」が必要な場合を除き、日常的な生活動作や軽いエクササイズを取り入れるのが望ましいです。
妊娠週数や体調に応じて、メディカルジャパンの不妊リハビリテーション専門士に相談しながら進めましょう。
【サプリメント】医師の指導で補助
必要に応じて、医師や栄養士と相談しながらサプリを取り入れましょう。
- 葉酸(400μg/日):妊娠初期の必須栄養素
- 鉄・ビタミンD:血液検査の数値に応じて補充
【やさしいケア】子宮・骨盤まわりへのアプローチ
- 鍼灸:妊娠判明後は必ず妊活・マタニティ専門院を利用
- マッサージ:手足やお腹の軽いタッチで血流を促進(専門家の指導下で)
妊娠初期における子宮内膜の安定は、将来の赤ちゃんのための大切な準備です。
「冷え対策・栄養・ストレスケア・適度な運動・必要なサプリメント」など、できることから少しずつ取り入れて、赤ちゃんを迎えるための土台づくりをしていきましょう。 -
不妊治療に寄り添う鍼灸の力──“こころとからだ”を整えるサポート
1. はじめに
不妊治療は、身体だけでなく心や生活習慣、日々の体調管理に至るまで、多岐にわたる要素が関与する繊細な治療です。医療の進歩により、治療方法が発展していますが、それでもなお「なぜうまくいかないのか」「治療中の体調不良がつらい」「ストレスで心が持たない」などの声も多く耳にします。
私たち鍼灸院は、そんな不妊治療の現場において、医療では届かない“こころとからだ”のケアを行うサポートを提供しています。鍼灸が担うのは、医療の範疇外である部分、“未病”や心身のバランス調整です。
2. こんな方にこそ、鍼灸を
次のような方々に鍼灸は特におすすめです。
- 不妊治療をしているが、なかなか結果が出ない
- 毎回、採卵や移植のたびに疲れ切ってしまう
- 原因不明で自然妊娠を目指している
- 妊娠しても初期流産を繰り返してしまう
- 病院で「問題ない」と言われたが妊娠に至らない
これらの状況に対して、私たち鍼灸師はクリニックとは異なる視点で身体を整えるサポートを行います。身体と心の調和を取り戻すことで、治療に向けたベストな状態を作り出します。
3. 産婦人科と鍼灸院の役割分担
不妊治療において、クリニックと鍼灸院はそれぞれ異なる役割を担っています。病院だけでは手が届かない部分もあります。たとえば、治療中の副作用、精神的な負担、体調の乱れなど、“声にならない不調”が起こった時、鍼灸は心身の調和を取り戻すことを得意としています。クリニックと鍼灸院がお互いに補完し合うことで、より効果的な治療が実現します。
役割 内容 産婦人科 数値に基づいた診断と治療(ホルモン療法、薬剤など)、不妊原因を特定して治療法を決定、妊娠を目指した具体的な治療の提供 鍼灸院 体質や精神面のサポート、ストレス軽減、体調改善、不妊治療の副作用軽減、免疫力や生命力を高める、妊娠に向けた体の基盤作り 4. 鍼灸による不妊治療サポート
【1】着床しないとき、鍼灸でできるサポート
主な原因
- 子宮内膜が薄い・血流が悪い
- 着床のタイミングが合わない
- 黄体ホルモン不足(高温期の維持が困難)
- 自律神経の乱れやストレス
鍼灸の目的と作用
アプローチ 効果 骨盤内の血流改善 子宮内膜の厚みや質を良くし、着床しやすい環境をつくる 自律神経の調整 子宮の収縮を穏やかにし、リラックス状態を作る 黄体機能のサポート 高温期の維持、ホルモンの安定を促す ストレス緩和 着床を妨げる精神的負担を軽減 タイミング
- 胚移植の前後に合わせて
- 排卵後〜高温期中
- 週1〜2回の定期的な施術が理想
【2】排卵しないとき、鍼灸でできるサポート
主な原因
- HPO軸の乱れ(視床下部・下垂体・卵巣の連携不良)
- 多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
- ストレス、冷え、生活習慣
- ホルモン分泌異常(FSH/LH/エストロゲンなど)
鍼灸の目的と作用
アプローチ 効果 視床下部の働きの安定 ホルモン分泌のリズムを整え、排卵が起きやすい状態に 卵巣の血流改善 卵胞の発育を促進 PCOS対策(電気鍼など) インスリン抵抗性改善 ストレス・冷えの改善 生活因子の改善による排卵促進 タイミング
- 生理終了後〜排卵期(卵胞期)に重点的に
【3】基礎体温が整わないとき、鍼灸でできるサポート
主な原因
- 排卵障害、黄体機能不全
- 自律神経の乱れ、ストレス
- 睡眠の質が悪い、冷え体質
鍼灸の目的と作用
アプローチ 効果 自律神経の安定 体温のガタつきを減らし、高温期の安定を図る 冷えの改善・血流促進 子宮・卵巣機能の向上 ホルモンバランスの調整 排卵・黄体ホルモンの分泌を促す 睡眠や生活リズムの安定 体温コントロールを安定化 タイミング
- 全周期を通して週1〜2回
- 低温期・高温期に合わせた施術
6. おわりに
不妊治療に疲れたり、行き詰まりを感じたりしたとき、「鍼灸でできることがあるかもしれない」と感じていただければ幸いです。鍼灸は、クリニックでは届かない“からだとこころの声”を丁寧に拾い上げ、あなたをサポートします。どんな小さな不調でもお伝えください。私たちは、あなたの不妊治療に寄り添い、最良の結果を共に目指していきます。
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加圧トレーニングは、なぜ動かなくてもエクササイズになるのか?
なぜ「動かなくてもエクササイズ」になるのか?加圧トレーニングと「イリシン」の秘密
「巻くだけで運動になるんです」と聞くと、ちょっと信じがたいですよね。でも実は、加圧トレーニングが「運動と同じような効果」を生み出しているのには、きちんとした科学的な理由があるんです。
そこでキーワードになるのが、「イリシン(irisin)」というホルモンです。
そもそも「加圧トレーニング」ってなに?
加圧トレーニングとは、腕や脚の付け根に専用のベルトを巻き、血流を一時的に制限しながら行うトレーニングのことです。
たとえば…
- 軽い重さでも、筋肉に大きな負荷がかかる
- 成長ホルモンの分泌が活性化
- 短時間・低負荷でも効果が高い
実はこの“筋肉への刺激”が、イリシンの分泌に大きく関わっているのです!
イリシンとは?
イリシンは、筋肉から出てくるマイオカイン(筋肉由来のホルモン)のひとつ。運動をすると、筋肉の中にある「FNDC5」というたんぱく質が働き、それが分解されて「イリシン」が作られます。
このイリシンには、次のような効果があります。
- 記憶力アップ(脳にいい刺激を与える)
- 白色脂肪を“褐色脂肪”に変える(=燃えやすい体になる)
- 血糖値の改善(インスリン抵抗性が下がる)
- 内臓脂肪の減少(特に高齢者で顕著)
つまり、「健康」と「ダイエット」の両方に役立つ夢のホルモンなんです!
加圧トレーニングで本当にイリシンが出るの?
結論から言うと、はい、出ます。
普通は運動しないと分泌されないイリシンですが、加圧トレーニングをすると、「動かなくても」イリシンの元であるFNDC5が増えるという研究結果が出ています。
実際に、加圧ベルトを巻いて血流を制限するだけで、筋肉は「運動してる!」と勘違いを起こし、イリシンが増えていくのです。
動かないのに体が変わる理由
加圧トレーニングによってイリシンが分泌されると:
・脂肪が燃えやすくなる(代謝が上がる)
・内臓脂肪が減りやすくなる(特に高齢者に効果的)
・脳が活性化する(認知機能の維持・向上)つまり、「動かないのに体が変わる」**というのは、ただのキャッチコピーではなく、ホルモンの科学的作用による現象なんです。
まとめ
加圧トレーニングは、たとえ動かなくても筋肉に軽いストレスを与えることで、運動したのと同じような生理的反応(ホルモン分泌)を引き起こし、 健康・美容・ダイエットにも役立つという、まさに効率的なトレーニング法です。
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「1日3分で姿勢改善!おうちでできるストレッチ完全ガイド|猫背・反り腰・肩こり解消に」
1. 姿勢が悪くなる原因と日常のNG習慣
足を組む・前かがみ・スマホ首
普段何気なくやっている動作の中に、姿勢を悪くするクセがたくさん隠れています。
たとえば、椅子に座ったときに足を組むクセ。これは骨盤がゆがみやすくなり、左右どちらかに体重が偏った姿勢になってしまいます。
また、デスクワークやスマホ操作で前かがみになると、頭の重みが首や肩に負担をかける「スマホ首(ストレートネック)」を引き起こします。これが猫背や肩こり、首の痛みの原因になることも。
運動不足と体幹筋力の低下
姿勢を支えるためには、背骨のまわりにある体幹(インナーマッスル)がしっかり働いている必要があります。
しかし、運動不足が続くと体幹の筋肉が衰え、骨盤や背骨を正しい位置に保てなくなります。結果として、姿勢が崩れやすくなり、長時間座っていると疲れる・腰が痛くなるといった症状にもつながります。
間違った座り方・寝姿勢・歩き方
長時間のデスクワークでは、背もたれに寄りかかって骨盤が寝たような座り方になっていませんか?
この座り方は、背中が丸まり猫背が固定されやすくなります。寝るときに横向きで丸まった姿勢が多い人も、寝ている間に猫背が進行することも。
また、歩くときに頭が前に出ていたり、つま先が外に向いていたりする人も要注意。姿勢の乱れは、無意識のうちにどんどんクセになってしまうので、日常動作を見直すことがとても大切です。
2. あなたの姿勢は大丈夫?セルフチェック法
壁を使った「3点チェック法」
まずは、簡単にできる壁を使った姿勢チェック法からご紹介します。
壁に背を向けて立ちます。
かかと・お尻・後頭部を壁にぴったりとつけてみましょう。
このとき、腰と壁の間に手のひら1枚分くらいのすき間ができていればOK!
後頭部が壁につかない、腰のすき間が大きすぎる(反り腰)などがある場合は、姿勢に歪みがあるサインです。
猫背・反り腰・巻き肩をチェックリストで確認
猫背タイプ
- 肩が内側に入っている
- 背中が丸まって見える
- 顎が前に突き出ている
反り腰タイプ
- 腰が常に反っている感じがする
- お腹が前に突き出て見える
- 長時間立つと腰が痛くなる
巻き肩タイプ
- 手の甲が前を向いている(立っているとき)
- 胸が閉じていて呼吸が浅い
- 背中のコリやハリを感じる
もし可能であれば、全身が映る鏡の前で立ってみて、自分の姿勢を横からチェックしてみましょう。写真を撮って比べてみるのもおすすめです。
3. 1日3分!自宅でできる“姿勢リセット”ストレッチ集
猫背改善:肩甲骨はがしストレッチ
両手を肩にのせ、肘で大きく円を描くように前から後ろに10回まわします。
肩甲骨の動きを意識しながら行うのがポイント。
※肩がすくまないように注意し、呼吸は止めずにリラックスして行いましょう。
反り腰改善:腸腰筋&ハムストリングのストレッチ
腸腰筋ストレッチ
片膝立ちになり、前足の膝を90度に曲げます。
骨盤を前に押し出すようにして前にスライド。
伸びている方の股関節の前側がじんわり伸びているのを感じましょう。
ハムストリングストレッチ
立って片足を前に出し、つま先を上に向ける。
前屈して太ももの裏が伸びているのを意識しましょう。
巻き肩に効く:大胸筋ストレッチ
ドア枠に手を当て、肘を肩の高さで90度に曲げる。
体を反対側にひねり、胸の前が伸びるのを感じます。
左右30秒ずつキープしましょう。
※姿勢が崩れないように背筋はまっすぐ保つのがコツです。
背骨の柔軟性UP:キャットカウストレッチ
四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸めます(キャット)。
息を吸いながら背中を反らせて胸を開きます(カウ)。
ゆっくりと呼吸に合わせて10回繰り返しましょう。
※動きと呼吸を合わせることで、自律神経にもアプローチできます。
座ったままできるストレッチ(オフィス・高齢者にもおすすめ)
椅子に座ったまま、両手を頭の後ろに組み、胸を開くようにぐーっと伸びをします。
腰を丸めず、背筋を伸ばしたまま行いましょう。
深呼吸しながら10秒キープを3回繰り返します。
※無理せず、気持ちよく感じる範囲で行ってください。
4. まとめ・今日からできる3ステップ
Step1:まずは自分の姿勢をチェック
最初に「自分の姿勢がどうなっているのか」を知ることが、改善への第一歩です。壁を使った3点チェックやチェックリストで、自分の傾向を把握してみましょう。
Step2:今日紹介したストレッチを1つだけやってみる
いきなり全部やろうとせず、自分に合ったストレッチを1つだけ選び、まずは実践してみましょう。「これなら続けられそう」と思えるストレッチが見つかれば、習慣化へのハードルが下がります。
Step3:1日3分を1週間続けてみる
毎日少しずつでも継続することで、体は確実に変わっていきます。まずは1週間、「1日3分」だけでも続けてみましょう。変化を感じ始めたら、それがモチベーションになってさらに続けやすくなります。
姿勢が整うと、見た目の印象が良くなるだけでなく、肩こり・腰痛の軽減や、呼吸が深くなるなど体の不調も改善されやすくなります。今日から3ステップで、あなたも「姿勢美人」への第一歩を踏み出しましょう!