コラム
【健康コラム】ツライ肩こりを即効ケア!臨床家が解説する<肩井のツボ>セルフ指圧
慢性的に肩こりに悩む方、時々日常生活に影響するほどの肩こりに悩まされる方も少なくないかと思います。そんな方々にとって効果の高いセルフケアは知っておきたいものですよね。
今回のコラムでは、臨床家が実際に解説する動画とともに肩こりに効く肩井のツボについて深掘りしていきます!
- 1.肩こりはなぜ起こる?
- 2.肩井のツボとは
- 3.Let’s try!
- 4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法
- 5.肩こり改善に関するよくある質問
- 6.まとめ
1.肩こりはなぜ起こる?
長時間同じ姿勢を続けたり、重い物を持ち上げたりすることで、肩の周りの筋肉が緊張し、こりを引き起こす<筋肉の緊張>が原因の場合や、運動不足による<血行不良><体の冷え>など原因は様々に考えられます。
また、姿勢・動作が原因の場合の具体例は以下です。
・前かがみの姿勢 長時間スマートフォンやコンピューターの画面を見ていると、首を前に突き出すことがあり、これが肩こりの原因になります。
・デスクワーク 長時間のデスクワークで、悪い姿勢を続けることがあります。特に、背中が丸まり、肩が前に出るような姿勢は肩こりのリスクが高まります。
・肩に重い荷物を持つ 重いカバンやリュックサックを片方の肩にかけて持つことがあると、その肩の筋肉が緊張し、肩こりを引き起こす可能性があります。
・モニターを下向きに見る モニターや本を下向きに見ることで、首を前に曲げる必要が生じ、これが肩こりの原因となります。
・長時間の運転 車の運転中、ステアリングホイールを握り続けることで、肩と首の筋肉が疲労しやすくなります。
・腕を長時間上げる作業 腕を長時間上げたまま作業をする場合、特に手を挙げた状態で物を保持すると、肩の筋肉が過度に負担され、肩こりが生じやすくなります。
・長時間座りっぱなし 長時間座っていると、背中が丸まりやすく、筋肉の緊張が増加し、肩こりが起こりやすくなります。
これらの姿勢や動作は、筋肉の緊張や血行不良を引き起こし、肩こりを招く可能性があります。
次に、肩こりの要因となる筋肉を紹介します。 こちらも、原因となる動作や姿勢、その他のきっかけにより個人によって要因となる筋肉が異なります。
ー三角筋ー 三角筋は背中から首、肩にかけて広がる大きな筋肉で、肩こりの一般的な原因となります。この筋肉は、肩を持ち上げたり、首を傾けたりする動作に関与します。
ー僧帽筋ー 僧帽筋は首から肩甲骨の上部にかけて伸びる筋肉で、肩こりの主要な原因となることがあります。この筋肉は、肩甲骨を上に引き上げる役割を果たします。
ー菱形筋ー 菱形筋は肩甲骨の内側に位置し、肩甲骨を中央に引き寄せる役割を担っています。筋肉の不均衡や緊張が生じると、肩こりの原因になります。
ー胸鎖乳突筋ー これらの筋肉は胸部に位置し、肩と胸の連動を支える役割を果たします。姿勢の悪さや筋肉の緊張によって、肩こりが引き起こされることがあります。
ー首の筋肉ー 首の筋肉群も肩こりに関与します。特に僧帽筋の付着点近くにある筋肉や、首の後ろにある筋肉が重要です。
これらの筋肉が長時間緊張し、血流が制限されると、肩こりが生じる可能性が高まります。
2.肩井のツボとは
肩井ツボは、肩こり改善にとても有効的なツボです。名前からも分かるように、肩の筋肉の緊張を和らげるのに役立ちます。指圧や鍼治療などを通じて刺激されると、緊張した筋肉がリラックスし、肩こりの症状が軽減されることがあります。
そのほかにも、首の痛み、頭痛、ストレス、不眠症などの症状の緩和に役立つとされています。
3.Let’s try!
肩井のツボは、首の付け根から肩先のちょうど真ん中あたりにあり、セルフ指圧できる位置です。
臨床家による解説動画を見ながら一緒にやってみましょう♪
肩井のツボセルフ指圧
4.セルフケアでは治らない肩こりの対処法
セルフケアでの改善が見込みがないと感じた場合、治療院への受診をお勧めします。 この場合、要因の可能性がある過度の筋緊張がご自身では対処できない状態になっている可能性や、そうなってしまった原因に骨の歪みがあったり、全身の筋バランスの乱れがある可能性が考えられます。 体と治療技術の専門知識を持つ臨床家の評価と治療、そしてリハビリより、さらに悪化することを食い止め、再発防止を目的とした改善を目指すことができます。
当院は、国家資格者による治療とAI姿勢診断、2Dエコーなどの診断機器や医療機器があり整った治療環境にあります。
お悩みの方は、お気軽にご相談ください。
5.肩こり改善に関するよくある質問
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肩こりを予防するために何をすべきですか?肩こりを予防するためには、正しい姿勢を保ち、適度な運動を行い、ストレスを管理することが大切です。定期的なストレッチやストレングス・トレーニングもおすすめです。
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肩こりにアイシングや温湿布は効果がありますか?肩こりの初期段階ではアイシングや温湿布が助けになることがあります。ただし、状態によって冷やすか温めるか異なる場合があります。一般的には慢性の場合温め、急性の場合冷やすことが推奨されます。
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肩こりが慢性化した場合、どのように対処すべきですか?慢性的な肩こりの場合、医師や理学療法士に相談することが重要です。専門家が原因を特定し、適切な治療やエクササイズを提案します。
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肩こりに鍼治療は効果がありますか?鍼治療は一部の人にとって肩こりの緩和に役立つことがあります。ただし、鍼治療を受ける際には経験豊富な専門家に相談することが大切です。
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肩こりの予防にどのような日常的な習慣が役立ちますか?日常的な習慣としては、姿勢の注意、運動習慣の確立、ストレス管理、適度な休息と睡眠、デスクワーク中の適宜の休憩などが肩こりの予防に役立ちます。
6.まとめ
肩こり解消に肩井のツボ指圧は有効的です。セルフケアでの改善が見込めない場合は、早期に治療院に頼ることをお勧めします。
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